こんにちは。portable-kogatamini.comを運営しているshinoです。
ノートパソコンの8GBメモリはどのくらい使えるのか、どんな使い方なら足りるのか、そろそろ新しい1台を選びたいあなたは気になっていると思います。
ノートパソコンのメモリ8GBは足りるのか、16GBとの違いはどれくらいなのか、32GBまで必要なのか、大学生やテレワーク用、ゲーム用など用途ごとの目安も分かりにくいですよね。
実際、ノートパソコンのメモリは何GBあればいいのか、メモリ8GBでゲームや動画編集をどこまでこなせるのか、メモリ増設が必要かどうか、ノートパソコンのメモリ8GBは将来も足りるのか、といった相談をよくもらいます。
ここがあいまいなまま8GBモデルを買ってしまうと、「思ったより重い…」「やっぱり16GBにしておけばよかった」と後悔しやすいポイントなんですよね。
この記事では、ノートパソコンの8GBメモリでできることと足りないケース、16GBや32GBとの違い、ノートパソコンのメモリ増設の考え方まで、私自身の実務経験も交えながら整理していきます。
最終的には、8GBからスタートして将来16GBへ増設しやすいDell 15 DC15250という実機も紹介するので、「どのモデルを選べばいいかまで一気に決めたい」というあなたにも役立つ内容になっているはずです。
- ノートパソコンのメモリ8GBで足りる使い方と足りない使い方の違い
- 8GB・16GB・32GBのメモリ容量ごとの目安とおすすめの用途
- 価格を抑えつつ将来の増設で失敗しないノートパソコンの選び方
- Dell 15 DC15250が8GBスタート派に向く具体的な理由とチェックポイント
ノートパソコンのメモリが8gbはどのくらいか基本

ここでは、ノートパソコンのメモリ8GBがどのくらいの作業までこなせるのか、足りるケースと足りないケースを切り分けるための前提を整理していきます。まずは「少ない足りる足りない」の感覚を共通認識にしてから、自分の使い方に当てはめてみてください。
少ない(足りない)・足りるの目安
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まず大前提として、ノートパソコンのメモリ8GBが少ないのか、足りるのか、足りないのかは「何をどこまで同時に動かすか」で決まります。メモリは作業机の広さみたいなもので、置くもの(アプリやブラウザのタブ)が増えるほど余白がなくなっていくイメージです。
ざっくりとした目安としては、次のように考えておくとイメージしやすいかなと思います。
| 主な用途 | 8GBでの体感 | おすすめメモリ |
|---|---|---|
| Web閲覧・メール・YouTube | タブ少なめならおおむね足りる | 8GB〜16GB |
| Officeで資料作成・レポート | 軽いファイルなら足りるが余裕は少なめ | 16GB推奨 |
| Web会議しながら資料作成 | 8GBはギリギリで重くなりがち | 16GB〜 |
| 写真・動画編集や本格的なゲーム | 8GBは足りない場面が多い | 16GB〜32GB |
OSだけでだいたい数GBを使うので、8GB環境では実際に自由に使えるのは4〜5GB前後と考えておくとリアルです。ブラウザのタブを10〜20個開いて、さらにZoomとOfficeを同時に動かすと一気に限界が近づきます。
一方で、ブラウザのタブを数個に抑えて、WordやExcelも軽いファイル中心であれば、8GBでも「なんとか足りる」という印象です。ここで欲張らずに、自分が普段どこまで同時にアプリを開くかを冷静に思い出してみるのが大事ですね。
ここでの数値や目安は、あくまで私の実務環境や一般的な利用例をもとにしたものです。使うアプリや設定によって必要なメモリ量は変わるため、「絶対この容量で足りる」とは言い切れません。
正確な情報は公式サイトや各ソフトウェアの推奨動作環境を必ず確認し、最終的な判断は専門家にも相談しながら進めてください。
8GBで十分な人の特徴

では、ノートパソコンのメモリ8GBで十分と言えるのはどんな人か。私が相談を受けてきた中で、「8GBで困っていない人」を振り返ると、だいたい共通点があります。
- ブラウザのタブは常に10個以内に抑えている
- 使わないアプリはその都度きっちり終了する習慣がある
- Officeは軽めの文書・表計算が中心で、巨大ファイルを扱わない
- 写真編集や動画編集、3Dゲームなどの重い作業は基本やらない
- 「多少待たされてもまあいいかな」と思えるタイプ
逆にいうと、「同時にいろいろ開いたままにしてしまう」タイプの人は、8GBだとすぐに頭打ちになりがちです。タスクマネージャーのメモリ使用率が常に70〜80%を超えているようなら、8GBはもう限界に近いサインだと考えてOKです。
メーカーの公式情報でも、軽い日常用途なら8GBで十分としつつ、一般的なビジネスや学習、クリエイティブ、ゲーム用途では16GBを推奨ラインとしているケースが増えています(例:レノボ公式の「ノートパソコンに必要なメモリの量」ページなど レノボ公式FAQ)。
32GBが必要か迷う用途例

2025年現在は、多くのメーカーやレビューサイトが16GBを事実上の標準と位置づけていますが、「32GBが必要かどうか」で悩む人も増えています。結論としては、「重めの作業を並行して行うなら32GBを視野に入れる」くらいの感覚で大丈夫です。
具体的には、次のような使い方をするなら32GBを候補に入れておくと安心です。
- 4K動画の編集や長時間の動画エンコードを行う
- PhotoshopやLightroomで大量のRAW現像を並行して行う
- 仮想マシン(VirtualBoxやWSL2など)を複数立てて開発作業をする
- AAAクラスの重いPCゲームと配信ソフトを同時に動かす
こういった使い方をしない限り、32GBが「絶対必要」という場面はそう多くありません。ただし、「常に重い作業をするプロ寄りの人」や「3〜5年先も同じノートを使い倒したい人」なら、初めから32GB構成のモデルを選んでしまったほうが、結果的にはストレスも少ないです。
16GBがいらない?違いと判断軸

よくある疑問が「ノートパソコンのメモリに16GBはいらないのでは?」というものです。私のスタンスとしては、「ライト〜ミドルな用途だけなら16GBいらないケースもあるが、余白を考えると16GBが下限ライン」という考え方です。
このあたりは、当サイトの「ノートパソコンのメモリに16gbはいらない状況は?用途別徹底解説」でもかなり掘り下げていて、ピーク時の負荷をどこまで見るかがポイントになります。
- 常に軽い作業しかしないなら、8GBでも実用ライン
- Web会議+資料作成+ブラウザ多めなど、たまに重なるなら16GBは欲しい
- 動画編集や開発用途を考えるなら16GBは最低ラインで、32GBも検討
16GBいらないかどうかは、「重い作業をやるかどうか」ではなく「重い瞬間がどれくらいの頻度で来るか」で考えると判断しやすいです。
月に一度しか重い作業をしないなら8GB+運用で乗り切る選択もアリですが、毎日のようにZoom会議と資料作成を並行しているなら、16GBがないとストレスが溜まりやすいかなと思います。
より詳しい基準が気になる場合は、用途別に16GBがいらないケース・必要なケースを整理したノートパソコンのメモリに16gbはいらない状況は?用途別徹底解説も参考にしてみてください。
Corei5とメモリの相性

ノートパソコンを選ぶとき、Core i5と8GBメモリの組み合わせはかなりよく見かけます。この構成のバランスをざっくりいうと、「CPU性能はそこそこ強いのに、メモリがギリギリ」という印象です。
CPUがCore i5クラスになると、WebブラウザやOffice、軽めの写真編集くらいは余裕で回せるポテンシャルがあります。ただし、メモリが8GBのままだと、CPUが余裕でもメモリ不足で動作が詰まるという状況になりがちです。
- Core i5+8GB:ライト〜ミドル用途なら実用範囲だが、同時作業が多いと窮屈
- Core i5+16GB:ビジネスやテレワークまで含めてバランスの良い標準構成
- Core i5+32GB:重めの開発や動画編集も視野に入れる場合に検討
個人的には、Core i5を選ぶなら「最終的には16GBで使う前提」にしておいたほうが安心です。
その意味で、後からメモリを16GBに増設できる(SO-DIMMスロットがある)かどうかは、オンボードメモリのモデルが増えている2025年現在、Core i5ノートを選ぶうえでは特に重要なチェックポイントになります。
どのくらい?ノートパソコンのメモリが8gbの動作

ここからは、実際にノートパソコンを選ぶときに、8GBメモリをどのくらいの基準で考えればいいかを整理していきます。価格とのバランスやオフィス付きかどうか、ゲーム用途、そして最終的にはDell 15 DC15250のような増設しやすいモデルの話まで踏み込んでいきます。
安いおすすめの条件

「できれば安いノートパソコンがいいけど、あまりにも非力なのは避けたい」という相談は本当に多いです。安いおすすめの8GBノートを選ぶとき、私が必ず見ている条件は次のあたりです。
- CPUが最低でも最新世代のCore i3相当以上(もしくはRyzen 3以上)
- ストレージがSSD(できればNVMe)であること
- メモリが8GBで、できればスロット式で増設可能な構成
- キーボードと液晶の質が「我慢できる」レベル以上であること
価格を追い求めると、ストレージがHDDだったり、メモリが4GBしかなかったりするモデルが紛れ込んできます。このあたりを妥協すると、正直いって安物買いの銭失いになりやすいです。
私が8GBノートで「ここだけは削らないほうがいい」と思っているのは、ストレージとメモリの増設余地です。どちらも後から効いてくる部分なので、最初の数万円をケチるより、長くストレスなく使えるほうを優先したほうが結果的にお得なことが多いですよ。
内部構成の自由度という意味では、Dellや一部海外メーカーのモデルは価格の割に攻めた構成が多く、8GBスタート+将来16GBへの増設という組み合わせが狙いやすい印象です。このあたりはdellノートパソコンの評判の真相と用途別おすすめでも触れています。
価格目安と相場

2025年時点で、ノートパソコンのメモリ8GBモデルの価格感は、ざっくり次のようなイメージです(Windows 11搭載、SSDモデルを想定した一般的な相場の一例です)。
- エントリークラス(Celeron/N100〜Core 3/Ryzen 3+8GB):おおよそ5万〜8万円前後(Chromebookや型落ちモデルでは5万円未満もあり)
- ミドルクラス(Core i5/Ryzen 5+8GB):おおよそ7万〜11万円前後
- Office付きやメーカー保証が厚いモデル:ここからさらに1〜3万円上乗せ
もちろんセールやキャンペーンで価格は変動するので、これはあくまで目安ですが、「Core i5+8GB+SSD+フルHD液晶」で10万円前後なら、かなり狙い目ゾーンだと感じています。
ここで意識しておきたいのは、「少し足すと16GB構成が買える」ラインがどこかです。数千円〜1万円程度の差で16GB構成が選べるなら、長期的な快適さを考えると最初から16GBにしてしまうのも十分アリです。
最近は、セールやキャンペーン次第で16GB構成でも7〜8万円台から狙えるモデルも増えているので、8GBモデルと合わせて比較してみるのがおすすめです。
価格に関する話は、為替やセール状況で大きく変わることがあります。ここで挙げた金額はあくまで一般的な相場の一例であり、特定モデルや購入タイミングを保証するものではありません。
最新価格は必ず販売店や公式サイトで確認し、必要であれば販売店スタッフなど専門家にも相談してください。
オフィス付きでは十分か?

大学生やビジネス用途だと「Office付きで、メモリ8GBのノートなら十分かな?」という相談もよくあります。結論からいうと、Office単体の動作だけを見るなら8GBでも十分です。ただし、「Officeだけしか使わない」人はほとんどいないのがポイントです。
実際には、次のような組み合わせになることが多いはずです。
- ブラウザで調べ物をしながらWordでレポートを書く
- TeamsやZoomでWeb会議しながらPowerPointで資料を修正する
- OneDriveやDropboxの同期アプリが裏で常に動いている
このレベルの「ながら作業」になると、8GBでは「動くけど余裕がない」場面が増えてきます。Excelで数万行クラスのシートを扱う、画像やグラフを多用したPowerPointを編集する、といった作業が増えるなら、やはり16GBを標準ラインとして見ておいたほうが安心です。
ただし、「レポート中心で、Web会議もたまにしか使わない」「タブは少なめに気をつける」といった運用ができるなら、オフィス付き8GBノートでも十分やっていけます。自分のスタイルがどちら寄りか、一度冷静にイメージしてみるのがおすすめです。
ゲームは厳しい

ゲーム用途については、ノートパソコンのメモリ8GBは正直かなり厳しい場面が増えています。軽めのインディーゲームやブラウザゲームならまだしも、最近の3Dゲームやオンラインゲームでは、8GBは最低ラインをなんとかクリアしている程度と考えたほうがいいです。
軽め〜中程度のタイトルなら設定を落とせば動くケースもありますが、快適さや余裕を考えると、ゲーム目的なら16GB以上を前提にしておいたほうが現実的です。
- 推奨メモリ16GB以上のタイトルが増えている
- ゲームランチャーやボイスチャット、ブラウザなど同時に立ち上げがち
- 配信ソフト(OBSなど)を併用すると一気にメモリを食う
また、ゲームを快適に遊ぶにはメモリだけでなくGPU性能も重要です。いわゆる「普通のノートパソコン」に多い内蔵グラフィックス(Intel UHDなど)では、グラフィックが軽いタイトルや設定をかなり落としたプレイが中心になります。
「たまに軽めのゲームを遊べればいい」なら8GB+内蔵グラフィックスでもギリギリですが、「最新タイトルをしっかり遊びたい」「配信もしたい」という場合は、最初からゲーミングノートかデスクトップ+専用GPU+16GB〜32GBメモリを視野に入れるのがおすすめです。
portable-kogatamini.comでは、ゲーミングノートPCのデメリットや、デスクトップとの比較も詳しく解説しています。ゲーム重視なら、ゲーミングノートpcをおすすめしない本当の根拠と代替案まとめも併せてチェックしてみてください。
Dell15 DC15250の増設メリット

ここまで読んで、「やっぱり16GBは欲しいけど、予算的にいきなり16GB構成はきびしいな…」と感じた人もいると思います。
そんなときに私が推しているのが、8GBスタートであとから16GBに増設しやすいノートを選ぶというアプローチです。
その代表例として挙げたいのが、今回の主役であるDell 15 DC15250です。このモデルは、公式マニュアル上でSODIMMスロットが2つ、最大メモリ構成が16GBと明記されています(出典:Dell 15 DC15250 オーナーズマニュアル Dell公式マニュアル)。
- メモリスロットが2つあるので、後から増設しやすい
- 一部構成では8GB+空きスロット1つという構成になっている
- 最終的には16GBまで増設できるので、普段使い〜ビジネス用途まで十分カバー
この構成の何がうれしいかというと、最初は予算を抑えて8GBモデルを買い、数年後に必要になったタイミングで自分で16GBへ増設できるという点です。薄型・軽量化が進み、DDR5世代ではオンボードメモリが主流になりつつある中で、この柔軟性は費用対効果の観点から非常に大きなメリットだと感じています。
一方で、増設作業は分解を伴うため、メーカー保証との兼ね合いや作業リスクには注意が必要です。分解手順や対応メモリの種類は必ず公式マニュアルやメーカーサイトで確認し、作業に自信がない場合は量販店や専門業者に相談してください。
Dell 15 DC15250は、Core i5構成やOffice付き構成などバリエーションも多く、「とりあえず8GB+SSD+Core i5でコスパの良い1台を買っておきたい」というニーズに非常にハマりやすいモデルです。
最近は、最初から16GBメモリを搭載した構成との価格差がそれほど大きくないケースも出てきているので、予算に余裕があれば16GB構成も併せて比較してみるとよいでしょう。
将来16GBへ増設する前提で8GBからスタートしたい人にとっても、安心して選びやすい1台と言っていいかなと思います。
ノートパソコンの8gbメモリはどのくらい快適か結論
最後に、ノートパソコン 8gb メモリ どのくらいが現実的なのか、この記事の内容をあらためてまとめます。
- ノートパソコンのメモリ8GBは、Web閲覧・メール・軽めのOffice作業などライト用途なら実用レベル
- ただし、Web会議+資料作成+ブラウザ多めといった「ながら作業」が増えると、8GBはギリギリで16GBが標準ライン
- 動画編集や開発、重いゲームまで見据えるなら32GBも視野に入れておくと後悔しにくい
- Core i5クラスのCPUを選ぶなら、最終的に16GBで使う前提で考えておくとバランスが良い
そして、「今は8GBで十分かもしれないけれど、数年後に足りなくなりそうで不安」というあなたにとって、メモリスロット2つ・最大16GBまで増設可能なDell 15 DC15250のようなモデルは、かなり現実的で堅実な選択肢です。
8GBからスタートしつつ、必要になったら16GBへステップアップできる安心感は大きいですよ。
繰り返しになりますが、ここで紹介した容量の目安やモデルの選び方は、あくまで一般的なケースにもとづいたガイドラインです。
実際にどのメモリ容量が適切か、どのノートパソコンを選ぶべきかは、あなたの用途や予算、作業環境によって変わります。
正確な仕様や対応状況は必ずメーカーや販売店の公式情報を確認し、迷ったときは家電量販店のスタッフやPCに詳しい専門家にも相談してみてください。
この記事が、ノートパソコンの8GBメモリがどのくらい使えるのか悩んでいるあなたの判断材料になればうれしいです。あなたの使い方にちょうどフィットする一台を、ぜひじっくり選んでみてくださいね。

