こんにちは。portable-kogatamini.comを運営しているshinoです。
ノートパソコンの2in1のデメリットについて検索していると、2in1パソコンはいらないとか、壊れやすいとか、重いとか、やめとけという強めの意見もたくさん見かけると思います。
ノートパソコンと2in1のどっちが自分に合うのか、タブレットとノートパソコンのどっちを選ぶべきか、2in1パソコンのメリットとデメリットがごちゃごちゃになって、余計に迷ってしまいやすいところですよね。
さらに、2in1パソコンは普通のノートPCより価格が高い傾向があると言われたり、CPUやグラフィック性能が物足りないという声があったり、逆に2in1 PCおすすめのレビューを見て心が揺れたり…あなたの頭の中で情報がカオスになっていてもおかしくありません。
特に、ゲームもしたいし動画編集もしたいけれど、ノートパソコンの2in1のデメリットを読むと本当に大丈夫なのか不安になりますよね。
このページでは、そういったモヤモヤを一度整理しながら、ノートパソコンの2in1のデメリットや注意点をきちんと整理したうえで、ハイスペック用途に向いたASUS ROG Flow Z13 GZ302EAと、普段使い寄りのdynabook K60/FWという2つの具体的なモデルまで踏み込んで解説していきます。
読み終わるころには、あなたにとってノートPCと2in1のどっちが得か損か、自信を持って判断しやすくなるはずです。
- ノートパソコンの2in1に共通する代表的なデメリット
- ノートと2in1のどっちが自分の用途に合うかの判断軸
- デメリットを踏まえたうえで選ぶべき2in1の条件とモデル
- ハイスペック用途向けと普段使い用途向けの具体的な2in1候補
ノートパソコン2in1のデメリットと基礎知識

ここではまず、ノートパソコンの2in1のデメリットを整理しつつ、普通のノートPCやタブレットとの違い、向いている人・向いていない人のざっくりしたイメージを揃えていきます。後半で具体的なモデルを見るときに、「そもそも2in1を選ぶ前提でいいのか?」という土台がはっきりしますよ。
主なデメリット

2in1ノートパソコンのデメリットは、ざっくりまとめると次の4つに集約できます。
2in1ノートにありがちなデメリット
- 同クラスのノートPCより価格が高くなりやすい
- 構造が複雑で重量が増えがち
- ヒンジや着脱部分など物理的な故障リスクが増える
- キーボードの打鍵感やポート数が犠牲になりやすい
まず価格面ですが、同じCPU・メモリ・ストレージ構成でも、画面が360度回転したり、タブレットとして自立したりするための部品や設計コストが上乗せされるぶん、どうしても割高になりやすいです。
あくまで一般的な目安ですが、同スペックのクラムシェル型ノートよりも、数千円〜数万円程度割高になることが多いです。
次に重量。タブレットのように扱えるとはいえ、中身はあくまでノートPCです。コンバーチブル型なら常にキーボードを一緒に抱えることになりますし、デタッチャブル型でもキーボードドックを足すと結局ノートPC並みの重さになります。
軽量モデルも増えてきていますが、「タブレット並みに軽い」と期待するとギャップが出やすいところです。
また、2in1ならではの変形や着脱の構造が増えることで、ヒンジ部分やコネクタまわりに負荷がかかりやすいのも事実です。
毎日ガシガシ変形させる使い方だと、数年単位でガタつきや接触不良が出るリスクは、ベーシックなノートよりどうしても高くなります。
最後に、キーボードやインターフェース周り。薄さ・軽さ・タブレット形状を優先した結果、キーのストロークが浅かったり、USBポートが少なかったり、SDカードスロットが省かれていたりと、「普通のノートなら当たり前にあるもの」が削られているモデルも多いです。
これらはあくまで一般的な傾向で、すべての2in1が必ずそうとは限りません。正確な仕様や価格は各メーカーや販売店の公式情報を確認しつつ、最終的な判断は信頼できるショップや専門家にも相談してもらうのが安心です。
なお、ここで触れている「性能が物足りない」という指摘は、主にエントリー価格帯の2in1によく当てはまる話です。
2025年現在は、ROG Flow Z13のようにゲーミングノート並みの構成を持つハイエンド2in1も登場しているので、どの価格帯の2in1を見るかで印象は大きく変わります。
どっちが損か

「ノートパソコンと2in1のどっちが損なのか」という質問をよくもらいますが、正直なところ、損か得かは用途と使い方しだいです。ただ、私なりに整理すると次のようなイメージになります。
ざっくりした判断の軸
- タッチやタブレット形状をよく使うなら2in1が活きる
- ほとんどキーボード操作だけなら普通のノートの方がコスパが良い
- 同じ予算なら、純粋な性能はノートPCの方が上になりやすい
たとえば、ソファやベッドで動画を見たり、PDFにペンで書き込んだり、テントモードでプレゼンしたりと、「タブレットっぽい使い方」を日常的にするなら、2in1の追加コストには十分な価値があります。
一方で、デスクに置いてキーボードとマウスでカタカタ作業するだけなら、2in1の変形機構はほとんど宝の持ち腐れです。そういう場合は、同じ予算でより高性能なノートPCを選んだ方が、長く快適に使えます。
ノートPCと2in1のどちらがあなたにフィットしそうかは、「タッチやタブレット形状をどれくらい使うイメージか」を一度イメージしてみると、かなり判断しやすくなります。
もしタッチパネルの必要性自体に悩んでいるなら、ノートパソコンのタッチパネルが本当に必要か迷ったときの判断基準も参考になると思います。
いらない?壊れやすい不安

検索していると、「2in1 PCはいらない」「2in1は壊れやすい」という強い言葉も目につきますよね。ここは冷静に分解して考えておきましょう。
まず「いらない」という意見の多くは、「自分の用途ではメリットを感じなかった」という体験談です。つまり、タッチ操作やタブレットモードをほぼ使っていない人からすると、「余計な機構が付いて価格と重量が増えただけ」に見えてしまう、ということなんですよね。
「壊れやすい」と感じやすいポイント
- ヒンジや回転機構のガタつき
- デタッチャブル型の接続不良(キーボードを認識しないなど)
- タッチパネルやデジタイザの不具合
壊れやすいかどうかに関しては、構造上リスクが増えるのは事実です。ただし、実際の耐久性はメーカーの設計品質や個体差、そしてユーザーの扱い方によって大きく変わります。
頻繁に片手で乱暴に開け閉めしたり、ケーブルを挿したまま無理な力をかけたりすれば、どんなPCでもトラブルのきっかけになります。
私の考えとしては、「2in1だから特別あり得ないほど壊れやすい」というよりも、「可動部が増えるぶん、丁寧に扱う意識は一段階必要」と捉えておくのが現実的かなと思っています。
長期保証の有無やサポート体制も含めて、トータルで安心できるメーカー・販売店を選ぶことも大事ですね。
中古リスクと注意点

2in1は中古市場でもそれなりに数がありますが、デメリットが凝縮されやすいのが中古2in1です。価格の安さだけで飛びつくのは、正直あまりおすすめしていません。
中古2in1で特にチェックしたい点
- ヒンジや着脱部分のガタつき・グラつき
- タッチパネル・ペン入力の認識不良
- バッテリー劣化(駆動時間の短さ)
- 保証期間とサポート窓口の有無
新品でもデリケートなヒンジやコネクタが、中古になるとどの程度酷使されてきたのかは外見だけでは分かりません。
実機を触れる店舗であればまだしも、通販で状態を確認しづらい個体を買うと、「届いてからタブレットモードにすると画面がフラフラする」「キーボードがときどき認識しない」といったトラブルになりやすいです。
また、バッテリーの劣化も見えにくいポイントです。スペック表の「最大〇時間」という数字は新品時の測定条件に基づいているので、中古個体では大きく短くなっている可能性があります。
ノートパソコンのバッテリー時間や寿命の目安が気になる場合は、ノートパソコンのバッテリー駆動時間と寿命の不安を整理した解説も合わせてチェックしておくと安心です。
もちろん、信頼できるショップがしっかり整備した中古2in1を保証付きで販売しているケースもあります。
価格だけでなく、保証・返品条件・販売実績を含めて比較したうえで、最終的な判断は専門家やショップにも相談しながら決めていきましょう。
向いている人の条件

ここまでデメリットを見てくると、「やっぱり2in1やめといた方がいいのかな…」と思えてきますが、決してそういう話ではありません。ノートパソコンの2in1のデメリットを理解したうえで選べば、むしろハマる人にはとても便利なジャンルです。
2in1が特に向いている人
- タブレット形状で動画視聴や読書、メモをよくしたい人
- PDFや資料にペンで書き込みながら仕事・勉強をしたい人
- 会議や打ち合わせで画面を相手に見せながら説明したい人
- ノートPCとタブレットを2台持ちするほどではないけれど、両方の便利さを少しずつ取り入れたい人
逆に、2in1があまり向いていないのは次のようなケースです。
- キーボードとマウス操作しかしない、タッチはほぼ使わない
- 同じ予算でとにかく一番性能の高いノートPCが欲しい
- ヒンジや変形機構を気にせずガシガシ持ち運びたい
あなたの使い方がどちらに近いかをイメージしながら、「ノートPCと2in1のどっちが損か」を考えてみると、答えがかなり見えやすくなります。
周辺機器も含めて検討

2in1ノートパソコンは、本体だけで完結させるよりも、周辺機器との組み合わせまで含めて考えると使い勝手が一気に変わります。
2in1と相性の良い周辺機器
- USB-C対応ドック(HDMI・USB・LANをまとめるハブ)
- Bluetoothマウスやコンパクトな外付けキーボード
- ペン入力対応モデルならアクティブペン
- タブレットスタンドやアームスタンド
たとえば、自宅ではUSB-Cドック経由で外部モニター・フルサイズキーボード・有線LANにつないでデスクトップPC的に使い、外出先ではキーボード付きタブレットとして持ち歩く、という運用も現実的です。周辺機器で弱点を補ってあげるイメージですね。
周辺機器のコストも含めると、トータル予算は普通のノートPCより少し高めに寄りがちですが、作業スタイルの柔軟性を買う感覚に近いです。ここもまさに、「どこまで2in1の形を活かしたいか」で判断が変わるポイントかなと思います。
ノートパソコンの2in1のデメリット克服と選び方

ここからは、ノートパソコンの2in1のデメリットを理解したうえで、それをどう補っていくか、そして実際にどんなモデルを選ぶと幸せになりやすいかを掘り下げていきます。特に、ゲームや動画編集など重めの用途と、普段使い・Office用途では、選ぶべき2in1の方向性がまったく変わってきます。
不便があること前提のおすすめ

2in1の最大のコツは、「デメリットをゼロにする」のではなく、「どのデメリットなら自分は許容できるか」を決めてからモデルを絞ることです。
デメリットを踏まえた選び方の軸
- 性能優先か、軽さ優先か、価格優先かをハッキリさせる
- タッチ・ペン・タブレット形状のうち、何を一番重視するかを決める
- ヒンジ構造を少し我慢しても得たい体験があるかを考える
たとえば、「ゲームもしたいし動画編集もしたい」という人は、性能に振り切った2in1を選ぶ必要があります。価格や重量のデメリットはどうしても残りますが、その代わりコンパクトな筐体でかなりの処理性能を持てるわけですね。
逆に、「Officeとブラウザ、たまにPDFに書き込みができればいい」という人は、そこまでハイスペックに振る必要はなく、軽さやバッテリー持ちを優先した2in1を選んだ方が満足度は高くなりやすいです。
このあと紹介するASUS ROG Flow Z13 GZ302EAとdynabook K60/FWは、この2つの方向性をそれぞれ代表するようなモデルになっています。
あくまで2025年時点での一例ですが、「こういう方向性で選ぶといい」というイメージをつかむのに役立つはずです。
特にハイスペックな2in1を選ぶ場合は、ThunderboltやUSB4などの高速インターフェースに対応しているかを必ず確認してください。
外部モニターや高速ストレージ、さらには外付けグラフィックボード(eGPU)の利用可否に直結し、本体のデメリットを補う拡張性の鍵となります。
おすすめPCと安いものの落とし穴

「PCおすすめ 安い」というキーワードで2in1を探している人も多いと思いますが、ここは少し注意が必要です。安い2in1には、次のような落とし穴が潜んでいることが少なくありません。
安い2in1でよくある注意点
- メモリ4GBやストレージ64〜128GBで、すぐに苦しくなる構成
- エントリー向けCPUで、複数アプリ同時起動に弱い
- 液晶の輝度や色再現が低く、長時間作業がつらい
- キーボードの質やタッチパッドの精度が低い
価格だけを見ると魅力的でも、いざ使ってみると「起動に時間がかかる」「タブをたくさん開くと固まる」「WordとZoomを同時に立ち上げると重い」といったストレスにつながりがちです。2in1のデメリット以前に、単純にPCとしての土台が弱いケースですね。
私の感覚としては、普段使いメインでも、メモリは最低でも8GB、できれば16GBを目指したいところです。ストレージも、OSとアプリだけでかなり使うので、256GB以上は欲しいかなと思います。
これらはあくまで一般的な目安ですが、ここをケチると買い替え時期が早まり、トータルコストが高くつきやすいです。
どうしても予算が限られている場合は、ゲーミング寄りの高性能ノートや2in1に中途半端に手を伸ばすよりも、「何を諦めるか」を決めてスペックと価格のバランスを取るのが現実的です。
ゲーミングノートPC自体の考え方については、ゲーミングノートPCをおすすめしない理由と代替案のまとめも参考になると思います。
なお、ここで触れている価格感やスペックの数字は、あくまで2025年時点の一般的な目安です。為替やセール状況によって変動しやすいので、実際に購入する際は最新の価格情報と公式スペックを必ず確認してください。
ASUSのおすすめ

ゲームや動画編集もこなしたい人に向けた、ハイスペック2in1の代表格がASUS ROG Flow Z13 GZ302EAです。2in1というと「どうせ軽作業向けでしょ」と思われがちですが、このモデルはかなり本気のスペックになっています。
ROG Flow Z13 GZ302EAのざっくり特徴
- 13.4インチの高リフレッシュレートタッチディスプレイ
- AMD Ryzen AI MAX+ 395プロセッサー+Radeonグラフィックス(AI処理を行うNPUも内蔵)
- メモリ32GBクラス、SSD 1TBクラスという大容量構成
- 冷却に力を入れたゲーミング寄りの2in1設計
代表的な構成例では、13.4インチ・2560×1600ドット・180Hzのタッチディスプレイに、AMD Ryzen AI MAX+ 395プロセッサーと、その中に統合された高性能なRadeonグラフィックスとAI処理用NPU(いわゆる内蔵GPU+専用AIプロセッサ)、32GBメモリ、1TB SSDといった、動画編集や3Dゲームでもしっかり戦える内容になっています。
2in1でここまで振り切ったモデルは、2025年時点でもまだかなり珍しい存在で、本記事では2025年2月発売モデルを前提にしています(出典:ASUS ROG Flow Z13 (2025) GZ302 仕様ページ)。
もちろん、いいことばかりではありません。ノートパソコンの2in1のデメリットそのままに、価格はかなり高めですし、キーボード込みの重量も決して軽量とは言えません。
タブレットとして使うときも、「薄くて軽いiPad感覚」というよりは、「かなりパワフルなWindowsタブレットをしっかり支える」つもりで扱うイメージです。
ROG Flow Z13 GZ302EAを選ぶときの注意点
- 価格はハイエンドゲーミングノートと同等レベルになりやすい
- バッテリー持ちは用途次第で短くなる(ゲーム・編集時)
- ラップトップ形状で膝上作業をすると安定感が微妙な場面もある
それでも、コンパクトな2in1でここまでの処理性能を求めたい人にとっては、かなり魅力的な選択肢です。
特に、「家でも外でも1台でゲームも編集もこなしたい」「据え置きデスクトップを置きにくい環境だけど、パフォーマンスは妥協したくない」という人には、ROGブランドらしいパワーを感じられると思います。
ここで紹介しているスペックや特徴は、2025年時点の代表的な構成をもとにした概要です。正確な仕様・価格・キャンペーン情報はASUS公式サイトや販売店の最新情報を必ず確認してください。
また、用途に対して過不足がないかは、可能であればPCに詳しい知人やショップスタッフなど、専門家にも相談してもらうと安心です。
dynabook K60/FWの魅力

一方で、普段使い・Office・Web会議用途なら、ここまでのモンスター級スペックは必要ない場合も多いです。そこで候補に挙げたいのが、dynabook K60/FWのようなビジネス2in1です。
dynabook K60/FWの主な特徴
- 10.1インチタッチ液晶のコンパクトな2in1
- Pentium Silver N5030+メモリ8GB+128GBストレージ構成
- タブレット約610g、キーボード接続時約1.18kgと持ち運びやすい重量
- 最大約16時間クラスの長時間バッテリー駆動(JEITA 2.0基準の公称値。実際の駆動時間は使い方によって短くなることが多い)
上記のような仕様は、2023年発表モデルの公式スペックに基づくもので、法人向けの10.1型2in1としてバランスが取られています(出典:dynabook K60/FW 仕様ページ)。
性能自体はエントリー〜ライトクラスなので、動画編集や重い3Dゲームには向きませんが、Officeでの資料作成、ブラウザでの調べ物、TeamsやZoomでのWeb会議といった日常的なビジネス用途であれば、十分にこなせるバランスです。
国内ブランドのdynabookという点で、サポート面に安心感を覚える人も多いはずです。
10.1インチというサイズ感もポイントで、ノートパソコンというよりは「きちんと仕事ができるビジネスタブレット」に近い使い心地になります。
キーボードドックを接続すればノートPCライクに使えますし、タブレット単体なら軽さを活かして現場での入力や持ち歩きがしやすいです。
dynabook K60/FWの割り切りポイント
- 画面サイズが小さいので、細かい資料作成には外部モニター併用が前提になりやすい
- メモリ8GB・128GBストレージは、長期的には余裕がない場面も出てくる
- CPUは高負荷作業向けではないので、動画編集や重いゲーム用途は別のPCを検討すべき
なお、バッテリー駆動時間については、JEITAバッテリ動作時間測定法2.0という業界標準の測定条件に基づいた値が公称値として使われますが、これはあくまでメーカー間で比較しやすくするための目安であって、実際の使用時間を保証するものではありません(出典:JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver. 2.0)Q&A)。
その意味で、dynabook K60/FWは「OfficeやWeb会議など、そこまで重い作業はしない」という前提がある人にぴったりの2in1です。学校や法人の現場で使う端末として、タブレットとノートPCを1台にまとめたいニーズにもマッチします。
また、昨今のWeb会議やブラウザの負荷増を考慮すると、より快適な動作を求める場合は、Core i3/i5またはRyzen 3/5クラスのCPUとメモリ16GBを搭載した2in1も選択肢に入れるべきです。
2019年発表のPentium Silver N5030では、2025年における複数のアプリ起動や高解像度Web会議でストレスを感じる可能性があるため、「軽くは動くけれど常にサクサクではない」という現実的なラインとして捉えておいた方が失敗を防ぎやすいと思います。
ここで触れたスペックや駆動時間はあくまで公称値・代表的な構成に基づく一般的な目安です。実際の使い勝手はソフトやネット環境、設定によって大きく変わるので、正確な情報はdynabook公式サイトや販売店のスペック表で必ず確認してください。
購入前に不安があれば、IT担当者やPCに詳しい専門家にも相談しながら検討してみてくださいね。
ノートパソコン2in1の特徴とデメリットを総括
最後に、ノートパソコンの2in1のデメリットを改めて整理しつつ、この記事全体のポイントをまとめておきます。
この記事で押さえておきたいポイント
- ノートパソコンの2in1のデメリットは「価格」「重量」「構造の複雑さ」が中心
- ノートと2in1のどっちが損かは、タッチやタブレット形状をどれだけ活かすかで変わる
- 安い2in1はスペック不足や耐久性の面で妥協が必要になることが多い
- ゲーム・編集用途にはASUS ROG Flow Z13 GZ302EA、普段使いにはdynabook K60/FWのように、用途ごとの代表モデルをイメージすると選びやすい
ノートパソコン 2in1 デメリットというキーワードで情報を探していると、どうしてもネガティブな意見が目につきやすいですが、大事なのは「あなたの用途に対して、どんなメリットとデメリットのバランスなら納得できるか」を言語化することです。
2in1だから絶対にダメというわけでも、万能というわけでもありません。
ゲームや動画編集もこなしたいなら、価格や重量のデメリットを理解したうえでASUS ROG Flow Z13 GZ302EAのようなハイスペック2in1を選ぶ価値がありますし、OfficeとWeb会議中心なら、dynabook K60/FWのようなビジネス寄り2in1で十分幸せになれる人も多いはずです。
この記事で触れたスペックや価格感は、あくまで2025年時点の一般的な目安として捉えてください。正確な情報は各メーカーや販売店の公式サイトで必ず確認し、保証やサポートも含めて総合的に比較することをおすすめします。
最終的な判断に迷ったときは、PCに詳しい知人や販売店スタッフなど、専門家に相談しながら進めていけば、大きな失敗はかなり減らせるはずです。

