こんにちは、shinoです。スマホのバッテリーがあと数パーセントしか残っていないときに、近くにあるのがコンビニだけ…そんなときに気になるのが、モバイルバッテリーをコンビニで買う値段ですよね。
「コンビニのモバイルバッテリーはいくらくらいするのか」「コンビニのモバイルバッテリーは高いのか」「そもそもレンタルの方がいいのか」など、モバイルバッテリーコンビニ値段まわりの悩みは意外と奥が深いです。
セブンイレブンのモバイルバッテリーやファミマのモバイルバッテリー、ローソンのモバイルバッテリーなど、お店によってもラインナップや価格は少しずつ違いますし、コンビニでモバイルバッテリーをレンタルするチャージスポットの料金も選択肢に入ってきます。
さらに、「モバイルバッテリーはどこで買うのが安いか」「通販の安い値段と比べるとどうなのか」といった比較も気になるところかなと思います。
この記事では、モバイルバッテリーをコンビニで買うときの値段の目安や、コンビニのレンタルサービスを使うときの料金、通販や家電量販店と比べたときのメリット・デメリットまで、モバイルバッテリーのコンビニでの値段に関するポイントをまとめて整理していきます。
緊急時に「コンビニで買うのもあり」と割り切れるラインを、あなたと一緒に決めていきましょう。
- コンビニで買えるモバイルバッテリーの値段と容量の目安
- セブン・ファミマなど主要コンビニ別の特徴
- チャージスポットなどレンタルサービスの料金と使いどころ
- 通販で買う場合との価格差と、緊急時の上手な割り切り方
コンビニのモバイルバッテリーの値段の基本

まずは、コンビニで買えるモバイルバッテリーの値段の目安や、どんなときにコンビニ購入が向いているのかを整理しておきます。セブンやファミマといった具体的なチェーンの話も交えながら、「高いけどアリな場面」がイメージしやすくなるように解説していきますね。
近くで探す目安

バッテリーがピンチのときって、とにかく「今いる場所から一番近くでどうにかしたい」が本音だと思います。モバイルバッテリーを近くのコンビニで探すときは、ざっくり次のポイントを押さえておくとスムーズです。
- レジ横やコピー機近くなどに「スマホアクセサリー」コーナーがあるかチェック
- スマホ充電ケーブルやAC充電器と一緒にモバイルバッテリーが並んでいることが多い
- 見つからないときは店員さんに「モバイルバッテリーはありますか?」と聞いてしまう
実際のところ、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンのような大手コンビニは、スマホ充電器コーナーがかなり定番化しています。
店舗によってはモバイルバッテリーの在庫が切れていたり、ケーブルだけしか置いていないケースもあるので、「コンビニなら絶対ある」と思い込みすぎず、なかった場合の次善の策も頭に置いておくと安心です。
どうしても不安なときは、地図アプリで「コンビニ」と一緒に「ドラッグストア」や「家電量販店」も表示しておいて、そちらにもモバイルバッテリーがないか見ておくと選択肢が広がりますよ。
値段は安い?相場と目安

モバイルバッテリーのコンビニでの値段でよく言われるのが「通販より高い」という話です。ただ、ざっくり相場を知っておけば、「このくらいなら緊急時の割増料金として許容かな」と判断しやすくなります。
| 購入場所 | 容量の目安 | 値段の目安(税込) |
|---|---|---|
| コンビニ | 5,000〜10,000mAh | 1,800〜4,500円前後 |
| 家電量販店・通販 | 5,000〜10,000mAh | 1,200〜3,500円前後 |
| モバイルバッテリーレンタル | 5,000mAh前後 | 数百円(利用時間による) |
コンビニのモバイルバッテリーは、同じ容量帯でも通販より数百〜1,000円ほど高めになることが多いです。とはいえ、「今この瞬間に手に入る」という価値が上乗せされていると考えると、緊急時には十分許容範囲かなと感じています。
ここで挙げている値段は、あくまで一般的な目安です。店舗や時期、セール、為替レートなどで変動します。正確な価格は、必ず実際の売り場や公式情報を確認してください。
コンビニ購入が向く人

モバイルバッテリーのコンビニでの値段は決して「安い」とは言えませんが、それでもコンビニ購入がドンピシャでハマる人もいます。私の感覚では、次のような人はコンビニ購入と相性がいいです。
- 今日このあともスマホをガッツリ使う予定がある
- 今後もモバイルバッテリーを頻繁に使いそうだと感じている
- オンラインで選んでいる時間も、受け取りを待つ時間も惜しい
- 多少割高でも、とにかく「今困っている」を最優先したい
逆に、「たまにしか外で充電に困らない」「出先で困ったのは数年ぶり」というタイプなら、レンタルやカフェのコンセント、モバイルバッテリーを持っている友だちに借りるなど、他の選択肢も視野に入れておくとコスパがよくなります。
コンビニのモバイルバッテリーは、「緊急で、かつ今後も繰り返し使う予定がある人」にとっては十分アリな選択肢です。この記事の後半で、レンタルとの比較や通販との価格差も含めて、より具体的に整理していきますね。
セブンで買える容量と特徴

セブンイレブンのスマホアクセサリーコーナーは、コンビニの中でも比較的ラインナップが充実している印象です。店舗によって変わりますが、おおよそ次のようなモバイルバッテリーが多いですね。
- 容量は5,000〜10,000mAhクラスが中心
- 価格帯は1,000〜2,000円前後が中心で、10,000mAh級や有名メーカー品は3,000〜4,000円台になることもあります。
- USB-Aポート+USB-Cポートを備えたモデルが増えている
さらに、PD(Power Delivery)規格対応の急速充電モデルの取り扱いも増えており、充電速度を重視する人にも選択肢が広がっています。
コンビニ充電器は聞いたことのないメーカー名が多くて不安に感じるかもしれませんが、大手コンビニチェーンでは安全性のチェックがかなり厳しく行われています。
特に、販売されているモバイルバッテリーには電気用品安全法に基づくPSEマークの表示が求められています(出典:経済産業省「モバイルバッテリーに関するFAQ」)。
セブンでは、モバイルバッテリーのレンタルサービスであるChargeSPOTも導入されています。レンタルの料金や詳細は、セブンイレブンの公式案内ページやChargeSPOT公式サイトで最新の情報を確認してください(出典:セブン-イレブン「モバイルバッテリーシェアリング」)。
ファミマで買える充電器

ファミリーマートも、モバイルバッテリーやスマホ充電ケーブルの取り扱いが安定しているチェーンです。ファミマの特徴としては、次のようなポイントがあります。
- 5,000mAh前後のコンパクトなモデルから、10,000mAhクラスまで幅広い容量
- 価格は1,000〜2,000円前後が中心で、店舗によっては3,000円台の大容量モデルもあります。
- 一部店舗では、モバイルバッテリーレンタルスタンドも設置
個人的な印象ですが、ファミマは「ちょうどいいサイズ感のバッテリー」が置いてあることが多く、普段使いの1台をそのままコンビニで調達したい人にも向いているなと感じています。
LightningケーブルやUSB-Cケーブルも一緒に並んでいることが多いので、「ケーブルを家に忘れてきた…」というときにも頼りになります。
容量や対応端子はパッケージにしっかり書かれているので、iPhoneならLightning対応、AndroidならUSB-C対応かどうかを確認しながら選んでみてください。
モバイルバッテリーのコンビニでの値段と選び方

ここからは、コンビニのモバイルバッテリーを「買う」のか、「レンタルする」のか、それとも「通販や量販店で買う」のかという選び方の部分を掘り下げていきます。チャージスポットの料金や、買ってすぐ使えるかどうか、バッテリー寿命に関わる満充電の話まで、一気に整理していきますね。
チャージスポット料金の目安
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コンビニでよく見かけるモバイルバッテリーレンタルが、ChargeSPOTです。料金はレンタル時間によって変わりますが、2025年時点の代表的な料金帯は次のようになっています(地域やスタンドによって異なる場合があります)。
| レンタル時間 | 料金(税込)の目安 |
|---|---|
| 30分未満 | 165円 |
| 30分〜1時間未満 | 330円 |
| 1時間〜3時間未満 | 430円 |
| 3時間〜6時間未満 | 500円 |
| 6時間〜12時間未満 | 570円 |
| 12時間〜24時間未満 | 640円 |
| その後24時間ごと(最大120時間まで) | 360円 |
※上で挙げているのは基本的な時間区分の一例です。ChargeSPOTには、キャンペーンやスタンドごとの特別料金が設定される場合もあります。
料金体系は今後も改定される可能性があるため、実際に利用する前に必ずアプリや公式サイトで最新の料金表を確認してください。
細かい料金や最新の改定内容は、必ずChargeSPOT公式サイトや、コンビニ側の案内を確認してください(出典:ChargeSPOTセブン-イレブン公式案内)。
近年はサブスクリプションプラン(ChargeSPOT Pass)や無料時間キャンペーンなども登場しているため、利用前にアプリで最新情報をチェックするのがいちばん確実です。
ChargeSPOTのバッテリーは、5,000mAh前後+Lightning・USB-C・Micro USBの3種ケーブル一体型になっているものが多く、iPhoneでもAndroidでもそのまま使いやすい構成になっています。「ケーブルを持っていないけど、とりあえず今日だけ乗り切りたい」ときにはかなり便利です。
料金や補償金は今後変更される可能性があります。この記事で紹介している金額は代表的な例であり、実際に利用する前に必ず公式情報をチェックしてください。
レンタル(借り方・貸出)の流れ
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チャージスポットをはじめとしたモバイルバッテリーレンタルは、一度使い方を覚えてしまえばとてもシンプルです。ここでは一般的な借り方・貸出の流れをざっと整理しておきます。
- アプリストアからChargeSPOTアプリなど対象アプリをインストールする
- アカウント登録と支払い方法(クレジットカードや各種キャッシュレス決済)の登録を行う
- アプリで「近くのバッテリースタンド」を検索し、コンビニ店内のスタンドを探す
- スタンドのQRコードをアプリで読み取り、レンタルを開始する
- バッテリーを取り出してスマホに接続し、用が済んだら近くのスタンドに戻して返却する
レンタルの良いところは、借りた店舗と違う場所で返却できる点です。駅で借りて別の駅やコンビニで返す、といった使い方もできます。
返却忘れや紛失・破損があると、規定の補償金が発生する仕組みになっています。料金体系や補償金については、必ずアプリ内の説明や公式サイトを確認し、納得したうえで利用してください。
買ってすぐ使える商品は?

コンビニでモバイルバッテリーを購入するときに気になるポイントのひとつが、「買ってすぐ使えるのかどうか」ですよね。
パッケージには「すぐ使える」「充電済み」と書かれている製品もありますが、実際には次のような点に注意しておくと安心です。
- 製品によっては購入時点で50〜70%程度まで充電されている
- 店頭に長く並んでいると自己放電でほとんど残量がない場合もある
- 安全のため、最初に一度フル充電してから使うことを推奨しているメーカーも多い
急ぎでどうしてもすぐ使いたい場合でも、残量表示ランプを確認し、可能なら一度コンセントで本体の充電をしてから使うのがおすすめです。自己放電の程度や残量は製品ごとに違うため、「絶対にすぐ使える」とは言い切れません。
特に、防災用途としてコンビニでモバイルバッテリーを買っておく場合は、購入後に必ずフル充電→半年〜1年ごとの定期的な充電確認を習慣にしておくと安心です。
リチウムイオン電池製品の火災事故などについては、経済産業省が注意喚起資料を公開しているので、一度目を通しておくとイメージが掴みやすいと思います(出典:経済産業省「電気用品安全法 トピックス」)。
Amazonや楽天から買った場合との差は?

「今日じゃなくてもいいから、とにかく安く買いたい」という場合は、Amazonや楽天などの通販サイトが本命候補になってきます。コンビニ購入と比べたときの違いを整理しておきましょう。
価格と選択肢の違い
- 通販は同じ5,000〜10,000mAhクラスでも、1,000〜2,000円台のモデルが多い
- 急速充電対応・複数ポート・パススルー充電など、高機能モデルも豊富
- レビューや評価を見ながら、用途に合ったモデルをじっくり選べる
コンビニと通販の使い分けイメージ
- 「今日このあとすぐ必要」→ コンビニの購入 or レンタル
- 「今後のための1台をしっかり選びたい」→ Amazonや楽天など通販
- 「高出力の充電器やノートPC用も視野に入れたい」→ 家電量販店や専門店
私自身は、普段使いのメインバッテリーは通販でじっくり選びつつ、出先でのトラブル時には「割り切ってコンビニで買う or レンタルする」という二段構えにしています。
USB充電器やW数の考え方を含めてしっかり理解したい場合は、同じサイト内でまとめているノートパソコンに必要な充電ワット数別の最適な充電器と選び方も参考になると思います。
また、「ACアダプターの代用としてUSB-C充電器をどう選ぶか」というテーマについては、ノートパソコンのACアダプター代用で知るべきUSB-CとW数で詳しく解説しているので、モバイルバッテリーとあわせて充電環境を整えたいときにチェックしてみてください。
モバイルバッテリーは満充電しない方がいい?

最近よく聞かれるのが「モバイルバッテリーは満充電しない方がいいの?」という質問です。これはリチウムイオン電池の性質とも関係していて、ざっくり言うと次のようなポイントがあります。
- リチウムイオン電池は、高温・満充電・深放電(0%付近)を繰り返すと劣化しやすい
- 一部のメーカーは、長期保管時は40〜60%程度での保管を推奨している
- ただし、日常使いで「こまめに80%で止める」ほど神経質になる必要はない
日常使いのモバイルバッテリーは、「必要なときに困らないこと」を最優先にしてOKだと私は考えています。満充電をきっちり避けるよりも、「高温の車内に放置しない」「明らかに膨らんできたら使わない」といった安全面のほうがずっと重要です。
バッテリーの寿命や充電方法の推奨値は、メーカーやモデルによって異なります。必ず取扱説明書やメーカー公式サイトの案内を確認し、それに従って使用してください。ここでお伝えしている内容は一般的な傾向であり、すべての製品に当てはまるとは限りません。
リチウムイオン電池製品による事故は年々注目度が高まっていて、経済産業省などの公的機関も注意喚起を行っています(出典:経済産業省「モバイルバッテリーに関するFAQ」、「リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう」PDF)。
安全に関する情報は、必ず一次情報源もあわせて確認しておくのがおすすめです。
コンビニでのモバイルバッテリーの値段を総括
最後に、コンビニでのモバイルバッテリーの値段について、この記事のポイントをギュッとまとめておきますね。
- コンビニのモバイルバッテリーは5,000〜10,000mAhクラスで1,800〜4,500円前後が目安
- 通販よりは高めだけれど、「今すぐ手に入る」という価値が上乗せされた緊急用の選択肢
- ChargeSPOTなどレンタルは、数百円で1日程度しのげる一方、長時間・長期間だと割高になる
- 普段使いのメイン機は通販や量販店でしっかり選び、コンビニは「緊急時に割り切って使う」くらいがちょうどいい
結論としては、「緊急ならコンビニで買うのもあり」です。ただし、何度も同じ状況になるようなら、あなたのライフスタイルに合ったモバイルバッテリーや充電器を1台用意しておくほうが、長い目で見てお財布にも優しいはずです。
この記事で紹介している値段やスペックは、すべて一般的な目安です。実際の価格・仕様・サービス内容は店舗や時期によって変わります。
正確な情報は、必ず各コンビニやメーカー、レンタルサービスの公式サイトでご確認ください。また、モバイルバッテリーはリチウムイオン電池製品のため、安全に関する最終的な判断が必要な場合は、メーカーや電気の専門家などにも相談しながら進めていただくことをおすすめします。
※本記事の情報は2025年11月時点のものです。最新の価格やサービス内容は、必ず公式情報をご確認ください。
少しでもあなたの「今バッテリーがピンチなんだけど、どうするのが正解?」というモヤモヤが軽くなっていたら嬉しいです。状況に合わせて、コンビニ購入・レンタル・通販をうまく使い分けていきましょう。

