自転車のハンドルにスマホを付けてナビを使いたくて、自転車用のスマホホルダーを100均やセリアで探している人、かなり多いと思います。
セリアに自転車用スマホホルダーは売っているのか、ダイソーやキャンドゥとの違いはどうなのか、ドンキやスリーコインズだと安くて使えるものがあるのか、どこに売ってる場所があるのか気になりますよね。
一方で、100均のスマホホルダーだと走行中にスマホが落ちるんじゃないか、揺れで壊れないか、自転車でスマホを使うのは違法にならないのか、といった不安もあるはずです。
最近は自転車のながらスマホに対する道路交通法の取り締まりも強化されているので、スマホホルダーの使い方を間違えると危険だよね、という感覚もあると思います。
この記事では、自転車のスマホホルダーが100均やセリア・キャンドゥ・ダイソー・ドンキ・スリーコインズ・ニトリなどで実際にどう売られているのかを整理しつつ、「安さ重視で100均を使う場合の注意点」と「最初から通販でしっかりしたホルダーを買うほうがいいケース」の両方を解説していきます。
最後には、私が実際におすすめしたいTiakiaとJOYROOMのスマホホルダーも紹介するので、自分に合う選び方のイメージがかなりハッキリするはずです。
自転車用のスマホホルダー選びは、値段だけでなく「落ちない安心感」と「道路交通法の範囲で安全に使えるか」がかなり重要なポイントになってくるので、そのあたりも一緒に整理していきますね。
- セリアや100均各社での自転車用スマホホルダーの実情
- ドンキやスリーコインズ、ニトリなど実店舗ごとの特徴
- 100均ホルダーが落ちる・揺れる理由と安全に使うコツ
- TiakiaとJOYROOMを軸にしたおすすめスマホホルダーの選び方
100均(セリア)の自転車スマホ ホルダー事情
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ここでは、自転車用スマホホルダーを100均のセリア、キャンドゥ、スリーコインズ、ドンキ、ニトリなどの実店舗で探すときに、「実際どこなら期待できるのか」「どこは自転車向けではなく室内用が中心なのか」を整理していきます。どこに売ってる場所を探せばいいかの目安にもなるはずです。
セリアとキャンドゥの違い比較

まず気になるのが、セリアとキャンドゥで自転車用スマホホルダーがちゃんと買えるのかどうか、ですよね。
私がチェックしている限りだと、セリアは自転車専用スマホホルダーの常時販売はかなり少なく、店舗によってはそもそも自転車向けのスマホホルダー自体が並んでいません。
あっても汎用のスマホスタンドやホルダーがメインで、自転車の振動を前提にした作りではないものが多い印象です。
一方キャンドゥは、過去には自転車用スマホホルダーの取り扱いがあり、シンプルなホルダーが300円台くらいで出ていた時期があります。
ただし、現在は店舗によって在庫がまちまちで、「たまたま見つかればラッキー」くらいのレベルと考えておいたほうが現実的かなと思います。
ざっくりまとめると
- セリア:自転車専用品は基本的に期待しないほうがいい
- キャンドゥ:一部店舗で見かけることはあるが常設ではない
- どちらも「出会えたらラッキー」レベルのレア商品だと思っておく
なので、「確実に自転車用スマホホルダーを手に入れたい」という前提なら、セリアやキャンドゥを軸にするより、後半で紹介する通販系の選択肢や、Tiakia・JOYROOMのような専門系ホルダーから検討したほうが時間の節約になるかな、というのが私の正直な感覚です。
スリーコインズの状況

次にスリーコインズ(スリコ)です。スリコはスマホアクセサリーが充実していて、トラベルスマホホルダーやバックパック用スマホホルダー、ベビーカー向けのスマホ&ドリンクホルダーなど、330〜1,100円くらいのアイテムがいろいろ出ています。
ただ、自転車用スマホホルダーに限ると、「自転車専用」と明記されているものはそれほど多くありません。
ベビーカーやキャリーケース、バックパックに挟める汎用ホルダーを、自転車に流用しているケースはありますが、振動や段差を前提に作られているわけではないので、そのまま使うのは正直あまりおすすめしていません。
スリーコインズのホルダーを自転車に流用する時の注意
- 自転車専用設計ではないものが多く、強い振動でズレたり割れたりする可能性がある
- プラスチックのクランプ部分を必要以上に締めると、樹脂が割れるリスクがある
- ナビ用途で長時間使うなら、専用の自転車用ホルダーに投資したほうが安心感は段違い
スリコのアイテムは、ベビーカーやカートに付ける用途ではとても便利ですが、「自転車のハンドルに常設してナビを見ながら走る」という使い方にはあまり向いていない、というのが私の結論です。
ドンキ製品の特長

ドンキホーテは、スマホホルダー全般がかなり充実していて、自転車用やバイク用のホルダーも店舗によってはしっかり置いてあります。
価格帯としては700〜1,000円あたりの商品が多く、工具不要でゴムバンドやバンドクランプでハンドルに巻き付けるタイプが主流です。
シリコンバンド型や、ボタンを押すとアームが開くクランプ型など、タイプはいくつかありますが、共通しているのは「取り付けやすい代わりに、盗難やイタズラにはあまり強くない」という点です。自転車を外に置く時間が長い人は、このあたりも考慮して選ぶ必要があります。
ドンキの自転車用スマホホルダーに多い特徴
- 価格はおおむね1,000円前後でリーズナブル
- 工具不要で巻き付けるタイプが多く、取り付けは簡単
- シリコン・樹脂中心なので、耐久性と盗難対策はやや弱め
「とりあえず試したい」「通勤ルートがそこまで荒れていない」という人なら、ドンキホーテで試すのもアリです。
ただ、ロードバイクやクロスバイクでスピードを出す人、スマホが落ちたら絶対に困る人は、TiakiaやJOYROOMのような専用ホルダーまで視野に入れたほうが安心かなと感じています。
ニトリ商品で代用できるか検証

ニトリにもスマホホルダーやスマホスタンドは色々ありますが、その多くは机や棚、ベッドまわりで使う前提のホルダーです。
フレキシブルアームで机に挟むタイプや、クリップスマートフォンホルダーのような汎用クリップ型が中心で、「自転車専用品」として売られているわけではありません。
クリップスマートフォンホルダーの中にはベビーカーやヘッドレストに取り付けできるものもありますが、自転車はそれより振動がずっと激しいので、ニトリの商品をそのまま自転車向けに転用するのは、やっぱり落下リスクが大きすぎると感じています。
ニトリのスマホホルダーを自転車に使うときのリスク
- 設計が室内やベビーカー向けで、自転車の段差や振動は想定していない
- クリップの挟み幅や耐荷重がハンドルバー向けではない場合もある
- 走行中にクランプが緩み、ホルダーごと回転・落下する可能性がある
「家の中やデスクでの動画視聴用ホルダー」としてはニトリ商品は優秀ですが、自転車ナビ用途まで一台で兼用しようとするのはおすすめしません。自転車には、やはり自転車向けに作られたホルダーを選んだほうが、結果的にはコスパも安全性も高くなります。
セリア以外の売ってる場所まとめ

自転車用スマホホルダーを実店舗で探すなら、セリア以外で候補に入れたい場所も整理しておきます。
自転車スマホホルダーが売ってる主な場所
- ダイソー:一部店舗で自転車用スマホホルダーあり(220〜550円クラスが中心)
- キャンドゥ:過去に自転車向けホルダーあり、現在は店舗・タイミング次第
- ドンキホーテ:700〜1,000円前後でバンドタイプなどが見つかりやすい
- ホームセンター(カインズ・コーナンなど):1,500円前後で専用ホルダーあり
- 自転車専門店(あさひなど):種類が多く、1,000〜数千円まで幅広い
- 家電量販店・通販(Amazon・楽天):選択肢とレビューが最も豊富
セリアだけを回って探すより、「ダイソー+ドンキ+ホームセンター+通販」で候補を集めたほうが、価格と安全性のバランスを取りながら選びやすいです。
特に、この記事でおすすめしているTiakiaやJOYROOMのようなホルダーは通販がメインなので、「最初から通販を前提にする」というのも十分アリだと思っています。
100均のホルダーが落ちる原因解説

100均の自転車スマホホルダーを使った人から、いちばんよく聞くのが「思ったより揺れる」「段差でスマホが落ちそうになる」「一度落ちて画面が割れた」という声です。なぜ「落ちる」リスクが高くなりやすいのか、原因を整理しておきます。
大きな理由は、素材と固定方法です。100均のホルダーはシリコンバンドや樹脂パーツが中心で、パーツ自体が柔らかく変形しやすいぶん、振動でじわじわ緩んでいきます。
さらに、ハンドルに巻き付ける部分のクランプ力もそこまで強くないので、段差を何度も越えるうちにホルダーごと回転してしまうこともあります。
100均ホルダーが落ちやすくなる典型パターン
- 大型・重めのスマホ(200g前後〜)をシリコンバンドだけで固定している
- ママチャリやクロスバイクで、段差や未舗装路を頻繁に走る
- ハンドル径とクランプのサイズが微妙に合っておらず、片締めになっている
- 夏場の高温や紫外線でバンドが劣化し、ちぎれやすくなっている
もちろん、すべての100均ホルダーが即アウトというわけではありません。平坦な街乗り中心で、スマホもそこまで重くないなら、「短時間のナビ用」くらいには十分使えます。
ただ、落ちたときのスマホの修理代を考えると、最初からTiakiaやJOYROOMクラスにしておいたほうが、結果的には出費が少なく済むケースがかなり多いのも事実です。
このあと紹介するTiakia自転車スマホホルダーやJOYROOMのホルダーは、しっかりしたクランプとロック機構、振動対策を思いっきり強化しているタイプなので、「落ちる不安」を減らしたい人にはかなり相性がいいはずです。
自転車のスマホホルダーの100均(セリア)と代替案
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後半では、「100均ホルダーをどう安全に使うか」という視点に加えて、「そもそも100均以外で何を選べばいいのか」「法律的にどこまでOKなのか」「最終的にどんな人がTiakiaやJOYROOMを選ぶと満足しやすいか」を整理していきます。
走行中スマホ使用は違法か解説

最近は自転車のながらスマホに対する道路交通法の取り締まりもかなり強化されています。「自転車に乗りながらスマホを手で持って通話したり、画面を注視する行為」がはっきり禁止されており、罰則(反則金や罰金)の対象となる可能性があります。
ただし、自転車でスマホホルダーを使うこと自体が違法というわけではありません。禁止されているのは「走行中に画面を見続けたり、操作に気を取られて前を見ていない状態」などの、いわゆるながらスマホのほうです。
スマホホルダーと違法行為の境目
- スマホホルダーの装着自体は違法ではない
- 走行中に画面を注視したり操作したりすると違法になる可能性が高い
- 地図やルートを確認したいときは、安全な場所に停車してから行うのが原則
地図やルートを確認したいときは、車のカーナビと同じように、「安全な場所に停車してから画面を見る」のが基本だと考えておくのがおすすめです。
なお、具体的な罰則の内容や今後の運用は変わることがあります。最新の正確な情報は、警察庁や都道府県警などの公式サイトで必ず確認してください。もっと詳しい判断や個別の事情については、交通法規に詳しい専門家への相談もご検討ください。
ダイソーケースの防水性能比較

ダイソーには、防水ケース一体型の自転車用スマホホルダーも出ています。ビニールポーチにスマホを入れて、そのままハンドルに固定するタイプですね。
雨やホコリからスマホを守れるので、「通勤中に突然の雨が心配」という人には便利なジャンルです。
ただし、多くはJIS保護等級における「完全防水」ではないため、商品説明にも「完全防水ではありません。水中や豪雨などでは使用しないでください」といった注意書きがあるタイプが多く、あくまで小雨や飛沫を防ぐ程度の防滴レベルと考えておいたほうが安全です。
タッチ操作はビニール越しに問題なくできますが、画面の見やすさや操作性はどうしてもダイレクトなホルダーより劣りますし、サイズがギリギリだとケース内で圧迫されて誤タッチが増えることもあります。
ダイソーの防水ケース型ホルダーの使いどころ
- 小雨や砂ぼこりを防ぎたいライトユーザー向け
- 長時間の本降りやゲリラ豪雨を前提にするのは避ける
- ナビ操作をガッツリするより、「通知の確認+シンプルな案内」程度が現実的
防水性能や耐久性を本気で求めるなら、防水ケース+しっかりしたホルダーを組み合わせる、あるいは防水スマホ+TiakiaやJOYROOMのような強力ホルダーのほうが、トータルでは安心感が高いです。
防水ケースそのものの考え方や、IPX表記の読み解き方などをもっと深く知りたい人は、portable-kogatamini.comの中でまとめている防水タブレットの記事も参考になると思います。
例えば、タブレットを風呂で楽しむための防水知識の記事では、防水等級と実環境のギャップについてかなり細かく整理しているので、防水ケース選びの感覚がつかみやすいはずです。
いずれにしても、防水性能の表記や対応環境はメーカーごとに違うので、正確な条件や注意点は必ず公式サイトの説明をチェックしてください。
どうしても不安が残る場合は、専門店のスタッフやメーカーサポートに相談してもらうのが安心です。
無印アイテムで固定を補助する方法

無印良品は自転車専用のスマホホルダーは出していませんが、シリコーンゴムバンドやケーブルクリップ、ポーチ類など、「スマホホルダーの補助・落下防止に使えるアイテム」がいくつかあります。
例えば、100均ホルダーのクランプ部分にシリコーンゴムバンドを巻いて滑り止めにしたり、スマホそのものにストラップホール付きケースを付けておいて、無印のストラップをハンドルまわりに軽く結びつけておく、などです。
あくまで「保険」ではありますが、もしホルダーが割れたり、バンドがちぎれたときにスマホが即落下するのを防ぐ効果はあります。
無印アイテムを補助的に使うときのポイント
- ホルダーそのものの固定力アップではなく、落下したときのダメージ軽減と割り切る
- ストラップやバンドは強く張りすぎない。衝撃をバイク側に伝えすぎないようにする
- スマホケース側のストラップ穴や接合部が耐えられるかも合わせてチェックする
ただし、こうした工夫はあくまで応急的なもので、本質的な解決は「落ちないホルダーを選ぶこと」です。
TiakiaやJOYROOMクラスのホルダーは、四隅をしっかり押さえてロックする仕組みになっているので、そもそも補助ストラップに頼らなくてもかなり安心して使えます。
初心者向けのおすすめ選び方
ここからが、この記事の結論に近い部分です。100均やセリア・ダイソー・キャンドゥ・ドンキを見たうえで、「最終的にどんな人がどのホルダーを選ぶと満足しやすいのか」を整理していきます。
私のおすすめは、
- 街乗り〜通勤のライトなナビ用途なら:Tiakiaの自転車スマホホルダー
- ロック機構重視で片手でサッと脱着したいなら:JOYROOMの自転車スマホホルダー
という2本柱です。
TiakiaとJOYROOMのざっくり比較イメージ
- Tiakiaの自転車スマホホルダー:がっちりした固定力と安定感が強み。360度回転して角度調整しやすく、画面全体が見やすい構造。街乗り〜通勤のナビ用途にぴったり
- JOYROOMの自転車スマホホルダー:ロック機構付きで片手脱着がしやすく、ホールド性とクッション性のバランスが良い。ワンタッチで固定できて、振動吸収も考えられている
- どちらも、100均より価格は上がるものの、「落ちない安心感」と「操作のしやすさ」が段違い
Tiakiaはアルミ系のしっかりした構造で、段差のある路面でもぐらつきが少なく、画面もフルで見やすいのが特徴です。
ハンドルへの固定もネジクランプでがっちり締められるので、「ママチャリでもロードでも、とにかく安定していてほしい」という人にはかなり相性がいいと思います。
JOYROOMのホルダーは、ロック付きのアームでスマホを挟み込むタイプが多く、片手でパチっとセットして、ボタン一つで解除できる操作性が魅力です。
毎日通勤で付け外しする人、買い物や送迎で自転車に乗ったり降りたりが多い人には、この「ワンタッチ感」がかなり効いてきます。
価格帯としては、どちらもおおむね2,000円前後(モデルや時期、ショップによってはもう少し高いものもあります)なので、100均ホルダーをいくつか試してスマホを落とすリスクを抱え続けるより、最初からこのクラスに投資してしまったほうが、長期的にはコスパが良いと感じています。
なお、対応スマホサイズやハンドル径、取り付け可能なパイプの太さなどは機種ごとに違うので、正確な対応条件はAmazonや楽天の販売ページ、メーカー公式のスペック表を必ずチェックしてください。疑問があれば、販売店やメーカーサポートに直接問い合わせてもらうのが安心です。
100均(セリア)の自転車のスマホホルダーを総括
最後に、「自転車 スマホ ホルダー 100均 セリア」というキーワードでここまで読んでくれたあなたに向けて、要点を一気に整理して終わりにしますね。
この記事のまとめ
- セリアは自転車専用スマホホルダーの取り扱いがかなり少なく、店舗差も大きい
- 100均ホルダーは安いけれど、シリコンや樹脂中心で「落ちる・揺れる」リスクは高め
- ドンキやホームセンター、自転車専門店、通販まで含めると選択肢と価格帯は一気に広がる
- ながらスマホは道路交通法上の違法行為になり得るので、走行中の画面注視や操作はNG
- 自転車ナビをしっかり使いたい人には、TiakiaとJOYROOMの自転車スマホホルダーがおすすめ
私の結論はシンプルで、「ライトな街乗りでちょっと試すだけなら100均」「通勤用や長距離ナビまで使うならTiakiaかJOYROOMに投資」という線引きです。
特に、Tiakiaの自転車スマホホルダーは、360度回転としっかりした固定力でナビの見やすさと安定性のバランスが良く、街乗り〜通勤にはかなりちょうどいい存在だと感じています。
JOYROOMの自転車スマホホルダーは、ロック機構付きで片手脱着がしやすいので、日常の使い勝手をとにかく重視したい人に向いています。
価格帯やスペック、対応サイズは時期や販売店によって変わることがあるので、正確な情報は必ずメーカーや販売サイトの公式ページで確認してください。
法律や安全面について不安がある場合は、警察や専門家にも相談してもらいながら、自分とスマホと自転車をしっかり守れる運用ルールを決めていきましょう。
この記事が、自転車用スマホホルダー選びで迷っているあなたの背中を、少しでもやさしく押せていたらうれしいです。

