キオクシアのSDカードが安い理由と選び方完全攻略ガイド集

自宅のデスクでKIOXIAのSDカードを比較レビューする日本人ブロガー。色分けされたSDカードパッケージやノートPC、Switch、スマホ、カメラなどが机に並び、SDカード選びのシーンを表現したイラスト。 持ち運び

こんにちは。portable-kogatamini.com運営のshinoです。

キオクシアsdカード安い理由で検索しているあなたは、「この値段で本当に大丈夫なの?」「他メーカーより安いけど、壊れやすかったりしない?」といった不安があるかなと思います。

安さは魅力なのに、大事な写真や動画が飛んだら元も子もないですし、どこまで信じていいのか判断が難しいですよね。

安い理由の結論は「自社メモリ+市況+用途の絞り方」によって普段使い向けのコスパが目立ちやすくなっているからです。

この結論以外にもキオクシアSDカードの評判や耐久性、偽物や並行輸入の話、Switchで使えるのか、スマホや一眼レフ、ドラレコで問題ないのか……調べれば調べるほど情報が増えて、逆に迷子になりやすいところです。

この記事では、キオクシアのSDカードが安い理由をできるだけ分かりやすく分解しながら、値段が安い背景と、種類や色による違い、耐久性の考え方、偽物を避けるコツまでまとめていきます。

普段使い(写真保存やデータ移動)でとにかく安く行きたいあなた向けに、「ここだけ押さえておけばOK」という実用的なラインもお伝えしていくので、この記事を読み終わるころには、自分に合う1枚がかなりクリアになっているはずです。

なお、SDカードは使う機器や撮影モードによって求められる性能が変わりますし、価格も市況によって上下します。

この記事でお伝えする内容はあくまで一般的な目安として受け取ってもらいつつ、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

  • キオクシアSDカードが安いと言われる理由
  • 普段使いで失敗しない選び方の基準
  • 偽物・並行輸入を避けるチェックポイント
  • Switch・スマホ・一眼レフ・ドラレコ別のおすすめ
  1. キオクシアのSDカードが安い理由と結論
    1. 値段はなぜ安いのかを解説
      1. 安いけど「安物」ではないラインの作り方
    2. 違いは速度と保証
      1. 「最大転送速度」だけを信じない
      2. 旧EXCERIA / EXCERIA G2 / EXCERIA PLUSの違い
      3. 保証は「年数」より中身を見る
    3. 種類で迷わないコツ
      1. まずは「用途」を4つに分けて考える
      2. 容量の決め方も「使い方」から逆算する
    4. 色の違いは気にする?
      1. 色より「書いてある情報」をチェック
      2. 色でシリーズをざっくり見分けるのはアリ
    5. 偽物を避ける買い方
      1. 価格だけで飛びつかない
      2. 販売元と保証の有無を確認する
      3. 届いたあとにできるチェック
  2. キオクシアのSDカードは安い理由と何を買えばいい?
    1. Switchにおすすめ容量
      1. 容量は「今の使い方+1〜2年後」で考える
      2. Switch向けは「UHS-I推奨」を意識
    2. スマホはmicroSD優先
      1. 最初に必ず「microSD対応かどうか」を確認
      2. 容量と用途から逆算したmicroSDの選び方
    3. 一眼レフはV30目安
      1. 写真メインなら「容量」と「信頼性」を優先
      2. 動画もやるならV30/U3が分かりやすいライン
      3. ハイエンド機で連写多めならUHS-IIも検討
    4. ドラレコは高耐久必須
      1. 「普通のSDカード」で代用しないほうがいい理由
      2. High Endurance系を選ぶメリットと「累積録画時間」
    5. 耐久性で選ぶ高耐久
      1. 「壊れないカード」は存在しない前提で考える
      2. 普段使いと高耐久モデルの使い分け
    6. キオクシアのSDカードが安い理由を総括

キオクシアのSDカードが安い理由と結論

自社NANDメモリの構造、市場価格の変動グラフ、用途の絞り込みによるコスト構造を示すインフォグラフィック風イラスト。日本人の説明者が指し棒で図解を指しながらプレゼンしている様子。

まずは、「キオクシアのSDカードが安い理由って結局なに?」という一番モヤっとしている部分から整理していきます。ここが腑に落ちると、スペック表や価格差を見ても、だいぶ落ち着いて選べるようになりますよ。

 

値段はなぜ安いのかを解説

自社工場でNANDメモリを製造し、そのままSDカードに仕上げる流れと、他社が外部から仕入れて組み立てる流れを比較する図解。日本人の男性が眼鏡をかけて解説する技術系イラスト。

キオクシアのSDカードが安いと言われると、「何か削ってるからじゃないの?」と感じてしまうかもしれません。もちろん、どんな製品にも価格の裏側には理由がありますが、キオクシアの場合は「コスト構造」と「狙っている用途」が分かると、安さにも割と納得感が出てきます。

まず前提として、キオクシアはもともとNANDフラッシュメモリのメーカーです。つまり、SDカードの中身に入っている「フラッシュメモリそのもの」を自社で手がけている立場ですね。

一般的なブランドの中には、フラッシュメモリを他社から仕入れてきて、自社ラベルを貼って売る“組み立て寄り”の会社もありますが、自社で中身を持っているメーカーは、原価のコントロールがしやすい分だけ価格勝負を仕掛けやすい側面があります。

次に大きいのが、市場全体の流れです。メモリー製品は需要と供給のバランスで価格が大きく動きます。特にここ数年は、世界的な半導体市況の影響で「価格が暴落した時期」もあれば、「底を打ってじわじわ戻っている時期」もありました。

メモリー価格は需給やセールのタイミングによって大きく変動し、同じ容量でも時期によって価格差が出やすいのが特徴です。

 

安いけど「安物」ではないラインの作り方

もちろん、「安ければなんでもいい」という設計ではありません。

キオクシアの普及帯SDカードは、写真保存やデータ移動などのライト〜ミドルな用途をきちんとこなせるように、規格上のライン(UHS-I、Class10など)を守ったうえで、高級路線のような余裕スペックを求めていないというイメージのほうが近いです。

ざっくり言うと、「プロ向けのハイエンド機材でバリバリ仕事をする人」ではなく、日常使いで困らなければOK、でも変にケチって失敗はしたくないという層にフォーカスしている感じですね。

このターゲットの違いも、結果的に価格に反映されて「安いのに普通に使えるじゃん」という評価になりやすいポイントです。

ちなみに、メモリー価格の世界的な動きは、半導体市況のニュースやメーカーの決算資料などで確認できます。「前よりちょっと高くなったけど、まだ十分安い」のか、「今は買い時ではない」のかをざっくり掴んでおくと、セールの見方も変わってきますよ。

まとめると、値段が安い理由は「手を抜いているから」ではなく、自社メモリ+市況+ターゲット設定の組み合わせでコスパが目立ちやすくなっているから、という理解でおおむね大丈夫かなと思います。

 

違いは速度と保証

日本人女性がEXCERIA・G2・PLUSのSDカードを比較しながら、速度クラス(U1、U3、V30)や保証内容の違いを説明しているイラスト。背景にはパフォーマンスチャートと保証のアイコンが描かれている。

次に、「他社と比べて何が違うの?」という話です。ここで意識したいのが、速度と保証の2つ。逆に言うと、この2軸を見ておけば難しいスペック表をすべて暗記しなくても、かなり合理的に選べます。

「最大転送速度」だけを信じない

パッケージには「読出最大100MB/s」みたいな数字が大きく書かれていることが多いですよね。ここだけを見て比べてしまうと、「どのメーカーもあまり変わらないし、安いほうでいいか」となりがちです。

でも実際の使い勝手に効いてくるのは、連続して書き込み続けたときにどれだけ安定するかという、いわゆる書き込み性能のほうです。

そこで出てくるのが、スピードクラス(C10)やUHSスピードクラス(U1/U3)、ビデオスピードクラス(V30など)といった規格。これらは「最低でもこの速度以上で書き込めますよ」という保証のラインを示すものです。

動画撮影や連写をしたいなら、最大速度よりもここを優先したほうが実は実用的です。スピードクラスの考え方は、SD Associationが出している公式情報がいちばん信頼できます。(出典:SD Association「スピードクラス」

 

旧EXCERIA / EXCERIA G2 / EXCERIA PLUSの違い

ここでひとつ、誤解されやすいポイントがあります。それが「EXCERIA=U1中心」という理解です。実際には、キオクシア公式では、従来のEXCERIAに対してEXCERIA G2という後継シリーズがあり、こちらは4K動画も視野に入れたU3/V30クラスのモデルになっています。

同じ「EXCERIA」という名前でも世代や型番によって性格が違うので、ここを分けて見ておいたほうが安全です。

シリーズ ざっくり用途 クラスのイメージ
EXCERIA(旧世代・青系ラベルのことが多い) フルHD動画・写真・普段使い UHS-I / U1 / C10中心
EXCERIA G2(ライトブルー系ラベルのことが多い) 4K動画も視野に入れた普段使い+α UHS-I / U3 / V30クラス
EXCERIA PLUS / PLUS G2(ピンク〜紫系ラベルのことが多い) 4K動画・連写多め・ちょい本気 U3 / V30クラスの上位帯

つまり、「店で見かけたEXCERIAがU3/V30だけど?」というケースは、EXCERIA G2やEXCERIA PLUS G2など、より新しい世代・上位シリーズを見ている可能性が高い、ということです。

記事中では、EXCERIA(旧)とEXCERIA G2を分けて理解しておくと、「話が違うじゃん」というズレを減らせます。

保証は「年数」より中身を見る

もうひとつの軸が保証です。年数だけを見ると「何年保証だから安心」と思いがちですが、実際には保証の中身がかなり大事です。

どのメーカーでもそうですが、一般的には「壊れたカードそのものの交換」は対象でも、「失われたデータの復旧」は保証外であるケースがほとんどです。

なので、保証をチェックするときは、「何年保証か」だけでなく、

  • 国内正規品として保証が有効かどうか
  • データ復旧や二次被害は対象外であること
  • 並行輸入品や模倣品は保証対象外になりうること

といった点をセットで理解しておくと、過度な期待をせずに済みます。どれだけ保証が厚くても、バックアップをサボっていい理由にはならない、という感覚でいると、トラブル時のダメージもかなり抑えられますよ。

また、一部の型番では「データ復旧サービス付き」として、指定会社のデータ復旧サービスを条件付きで無償利用できる場合があります(購入から1年間・製品1点につき2回まで等。購入証明が必要)。

ただし“保証でデータが必ず戻る”ことを意味しないため、条件や対象型番は必ず公式案内で確認してください。(出典:KIOXIA「データ復旧サービスについて」

注意

保証内容は製品や販売地域によって変わる場合があります。必ず最新の保証規定をメーカー公式サイトで確認し、疑問がある場合はメーカーサポートや専門家に相談してください。この記事で触れている保証に関する話は、あくまで一般的な考え方と目安です。

まとめると、キオクシアの「違い」は、速度設計と保証の組み合わせで、価格とのバランスを取っている、というイメージを持っておくと選びやすくなります。同じEXCERIAでも世代によって性格が違う点だけ、頭の片隅に置いておくと安心です。

 

種類で迷わないコツ

店頭のSDカード売り場で用途別(普段使い・4K動画・スマホ/Switch・ドラレコ)のKIOXIAカードを比較している日本人男性。各カードの使い分けを視覚的に案内する4つのセクションに分かれたイラスト。

「SDカードの種類が多すぎて、何を選べばいいか分からない」という悩みは本当に多いです。容量もバラバラ、規格もいろいろ、しかも同じキオクシアの中でもEXCERIA・EXCERIA G2・EXCERIA PLUS・HIGH ENDURANCEなど…。

正直、初めて見るとわけが分からないと思います。

まずは「用途」を4つに分けて考える

そこで私がおすすめしているのが、用途をざっくり4つに分けるやり方です。

用途 イメージ 重視するポイント 候補シリーズ(色は目安)
普段の写真・データ移動 旅行の写真保存、PCとのデータやりとり 容量と価格のバランス EXCERIA(旧・青系が多い)/ EXCERIA G2(ライトブルー系が多い)
4K動画も撮りたい アクションカム、入門ミラーレスで動画 継続書き込み速度(V30/U3目安) EXCERIA G2(ライトブルー系が多い)/ EXCERIA PLUS・PLUS G2(ピンク〜紫系が多い)
Switch・スマホ ゲームやアプリ・写真の保存 相性・真偽・取り回し EXCERIA G2 microSD(ライトブルー系が多い)/ EXCERIA PLUS microSD(ピンク系が多い)
ドラレコ・監視カメラ 常時録画・上書き運用 耐久性(High Endurance系) EXCERIA HIGH ENDURANCE / HIGH ENDURANCE G2(緑系が多い)

この4つのどこに自分が一番近いかを決めてしまえば、「あとはその用途に合うシリーズから選ぶだけ」という状態に持って行けます。

たとえば、普段使いメインならEXCERIA〜EXCERIA G2、動画もやりたいならEXCERIA PLUS、ドラレコならEXCERIA HIGH ENDURANCEといった感じですね。

 

容量の決め方も「使い方」から逆算する

容量の決め方は、撮る頻度と、データをどれくらい残しておきたいタイプかで変わります。ここ数年はゲームや4K動画がかなり重くなってきているので、昔よりもワンランク大きい容量を基準に考えたほうが安心です。

  • Switchやスマホ:256GBを基準、たくさん入れっぱなしなら512GBも検討
  • 写真中心で、こまめにPCに移す:128GB〜256GB
  • 4K動画を頻繁に撮る:256GB以上で、複数枚のカード運用も視野に

「とりあえず一番大きいのを買っておけば安心」と思いがちですが、万が一カードトラブルが起きたときのダメージも大きくなります。容量を分けて運用したり、定期的にPCやクラウドに逃がす前提で考えると、リスク分散にもなりますよ。

キオクシアの「種類」を全部覚える必要はありません。用途→シリーズ→容量の順番で決めていけば、「種類が多くてわけがわからない」という状態からは抜け出しやすくなります。

 

色の違いは気にする?

KIOXIAのSDカードを色ごとに並べ、青・ライトブルー・ピンク・緑のラベルが用途別に分類されている。日本人女性が虫眼鏡でカードのスペックや速度表示を確認している教育的なイラスト。

キオクシアのカードを見ていると、ラベルやパッケージの色が違うものがいろいろあって、「色で性能が違うのかな?」と思うかもしれません。

実際、メーカーによっては色でシリーズをざっくり分けていることもありますが、大事なのは色そのものではなく、色で区別されているシリーズの中身です。

色より「書いてある情報」をチェック

パッと見で分かりやすいので色に目が行きがちですが、まず見てほしいのは次のポイントです。

  • 容量(GB)と、SDHC/SDXCの表記
  • UHS-I / UHS-IIなどのインターフェース規格
  • U1/U3、V30などのスピードクラス表記
  • High Enduranceのような耐久系キーワード
  • 国内保証の有無や年数の記載

これらは「色」よりはるかに実用に直結する情報です。たとえば、同じようなデザインでも、EXCERIA(旧)とEXCERIA G2ではスピードクラスや想定用途が違いますし、High Enduranceと書かれていればドラレコ向けの高耐久モデルだと分かります。

 

色でシリーズをざっくり見分けるのはアリ

とはいえ、色でシリーズをざっくり見分けるのは全然アリです。「この色は普及帯」「この色は動画寄り」みたいに覚えておくと、店頭で探すときに少し楽になります。

ただし、最終判断は必ず型番やスペック表記で行ってください。ラベルの色やデザインは世代や容量、販売地域によって変わることもあるので、「色だけを頼りにする」のはリスクがあります。

まとめると、「色の違いはシリーズを見分けるヒントにはなるけれど、選ぶ基準はあくまでスペック表記と用途」というスタンスで見るのが失敗しにくいかなと思います。

 

偽物を避ける買い方

本物と偽物のKIOXIA SDカードを比較する日本人男性。ラベルやパッケージ、シリアルナンバーの違いを確認しながら、隣のノートPCでは速度テストソフトが実行されている。信頼できる購入方法を視覚的に説明する教育的なイラスト。

キオクシアに限らず、メモリーカード全般で怖いのが偽物や容量偽装です。見た目だけ本物そっくりで、中身がまったく別物というパターンですね。

特に、フリマアプリやマーケットプレイスの一部出品では、価格が相場より明らかに安いものも混ざっていて、「これ、本当に大丈夫?」となりやすいところです。

 

価格だけで飛びつかない

一番分かりやすいサインは異常に安い価格です。同じ容量・同じシリーズ名で、他の出品よりも極端に安いものがあったら、一旦疑ってかかったほうが安全です。

セールやポイント還元で安くなるケースもありますが、それでも「1つだけ別世界の価格」ということはそうそうありません。

販売元と保証の有無を確認する

次に見るべきは、「誰が売っているか」「保証はどうなっているか」です。

メーカー直販や、大手家電量販店、信頼できるECモールの公式ストアなどは、偽物が紛れ込むリスクがかなり低くなります。一方で、個人出品や正体不明のショップは、価格が魅力的でも慎重になったほうがいいです。

たとえばAmazonなら、「販売元:Amazon.co.jp」「出荷元:Amazon.co.jp」と表示されている商品を選ぶ。

楽天やYahoo!ショッピングなら家電量販店やメーカー公式ストアの名前が出ているショップを優先する、といった自分なりのルールを1つ決めておくと、初心者でもかなり選びやすくなります。

キオクシア自身も、海外仕様の並行輸入品や模倣品については保証対象外になること、購入トラブルは購入店に相談する必要があることを公式に案内しています。(出典:KIOXIA「並行輸入品と模倣品について」

つまり、「安いけどルートが怪しいもの」は、価格差以上のリスクを抱えている可能性がある、ということですね。

 

届いたあとにできるチェック

パッケージやラベルの印刷品質、シリアル番号、フォントの違和感なども、慣れてくると怪しいものはなんとなく分かるようになってきます。

さらに踏み込むなら、PCに接続して容量テストや速度テストを行う方法もあります。これで「表示上は256GBなのに、実際に書き込めるのはもっと少ない」といった容量偽装を見抜けることがあります。

偽物を避けるためのマイルール

  • 販売元・出荷元がはっきりしたショップから買う
  • 相場から大きく外れた激安品には手を出さない
  • 届いたら早めにチェックして、少しでも違和感があれば返品を検討する
  • どんなカードでも、重要データは必ずバックアップする

このあたりを習慣にしておくと、キオクシアに限らず、メモリーカード全体でトラブルを減らしやすくなります。正確な保証範囲や注意事項については、必ず公式サイトで最新情報を確認し、判断が迷う場合は専門家やメーカーサポートに相談してください。

 

キオクシアのSDカードは安い理由と何を買えばいい?

用途別にSDカード選びのチェックリストを持つ日本人女性が、EXCERIA、G2、PLUS、HIGH ENDURANCEを色分けされたボードで説明しているイラスト。用途・偽物対策・速度クラス・バックアップの重要性をまとめた買い物ガイド風の構成。

ここからは、「結局どれを買えばいいの?」という一番気になるポイントを、用途別に具体的な形に落とし込んでいきます。スタンスはシンプルで、普段使いはなるべく安く、でも壊れたら困るところにはきちんと投資するというバランス重視の考え方です。

 

Switchにおすすめ容量

※この章は、Nintendo Switch(初代)/Switch Lite/有機ELモデル向けの内容です。Nintendo Switch 2で使えるのは「microSD Expressメモリーカードのみ」です。

SD Express非対応のmicroSDカードはSwitch 2ではゲーム保存に使用できません。ただし旧Switchで使っていたmicroSDカードを一時的に挿し、画面写真・動画をSwitch 2本体へ取り込むことは可能です。

まずはSwitch。Switchで使うSDカードは、体感速度よりも容量と信頼性のほうが効いてきます。ゲームのダウンロード版をよく買う人や、追加コンテンツをたくさん入れる人だと、本体ストレージだけではあっという間にいっぱいになってしまうんですよね。

 

容量は「今の使い方+1〜2年後」で考える

Switch(初代/Lite/有機EL)の場合、私の感覚だと256GBが「失敗しにくい基準」です。

AAAタイトル(大型ゲーム)は1本で30GBを超えることも多く、128GBだと数本入れただけでパンパンになりがち。たくさんのゲームを常に入れておきたい人は、512GBも十分アリなラインになってきました。

  • ライトユーザー(DL版は数本):128GB〜256GB
  • がっつりDL派(多くのタイトルを常備):256GB〜512GB

もちろん、これはあくまで一般的な目安です。実際には、あなたがどれくらいのペースでゲームを購入するか、今後どれくらいゲームをするつもりかによっても変わってきます。

 

Switch向けは「UHS-I推奨」を意識

Switch本体側はUHS-IIには対応しておらず、任天堂公式でもUHS-IのmicroSDカードを推奨しています。

つまり、UHS-IIの超高価なカードを買っても、Switch側では性能を活かし切れません。「UHS-Iでそこそこ速い、信頼できるカードを容量重視で選ぶ」くらいの感覚がちょうどいいです。(出典:任天堂サポート「microSDカードについて」

おすすめの落としどころとしては、KIOXIA EXCERIA PLUS microSD 256GBのような、容量・価格・性能のバランスが良いモデル。Switch用に1枚用意しておけば、スマホやタブレットのデータ移動にも流用しやすいので、コスパも悪くありません。

キオクシアの公式情報では、Nintendo Switch向けを含むゲーム機の動作確認情報が公開されています。なお、対応の確実性を上げたい場合は、キオクシア公式のmicroSD動作確認機器一覧(ゲーム機)に掲載されているモデルを選ぶのが安心です。

また、EXCERIA G2 microSDHC/microSDXC UHS-I メモリカードはNintendo Switchについては動作確認済みとされていますが、本製品はmicroSD Express規格ではないためNintendo Switch 2には非対応と明記されています。

この点も含めて、Switch 2向けには専用のmicroSD Expressカードを、旧Switch向けにはEXCERIA G2やEXCERIA PLUSといったUHS-Iカードを選ぶ、という切り分けがおすすめです。

購入する際は、必ず正規販売店や信頼できるショップを選び、到着後にSwitchでの認識や簡易的な動作確認をしておくと安心です。動作が怪しいと感じた場合は、そのまま重要なセーブデータやダウンロードソフトを詰め込む前に、返品や交換を検討してください。

 

スマホはmicroSD優先

スマートフォンにmicroSDカードを挿入する日本人女性が、自宅のテーブルでさまざまな色のmicroSDカードを見比べている様子を描いたイラスト。スマホでのデータ保存やカード選びの重要性を表現。

次はスマホ。最近はストレージが大きめの機種も増えていますが、動画をたくさん撮る人や、子どもの写真・動画をガンガン残したい人にとっては、まだまだmicroSDの存在感は大きいです。

最初に必ず「microSD対応かどうか」を確認

最初に絶対やってほしいのが、あなたのスマホがmicroSDに対応しているかどうかの確認です。最近のハイエンド機種、とくにPixelシリーズなどは、そもそもSDカードスロットを搭載していないこともあります。

その場合、いくら高性能なmicroSDを買っても、本体に挿して使うことはできません。

SDカードスロットがないスマホでどうしても外部ストレージを使いたい場合は、USB-Cのカードリーダーを使ったり、外付けSSDをつないだりする方法もあります。

PixelにSDカードを使えない理由や、外付けで運用する際の注意点については、別記事でも詳しくまとめています。

容量と用途から逆算したmicroSDの選び方

スマホでmicroSDを使う場合、主な用途は、写真・動画の保存、音楽データの持ち歩き、アプリのデータ退避などになると思います。この用途なら、速度よりも容量と取り回しの良さが優先されます。

  • 家族写真や子どもの動画が多い人:256GB以上を推奨
  • 旅行のときにだけ撮影が増える程度:128GB〜256GB
  • 音楽やオフライン動画をたくさん持ち歩きたい:256GB以上あると安心

個人的には、スマホ用にはKIOXIA EXCERIA PLUS microSD 256GBが扱いやすいバランスかなと思っています。スマホだけでなく、タブレットやカメラに挿し替えることもできますし、カードリーダー経由でPCとのデータ移動にも使えるので、1枚あるとかなり便利です。

スマホとPCの橋渡しとしてmicroSDやカードリーダーを使うときは、ハブやドックの品質もけっこう大事です。接触不良や電力不足があると、「カードが壊れた?」と誤解しやすくなるので、周辺機器選びもほどほどに気を配ってあげると安心です。

スマホは生活の中心になりやすいデバイスなので、データのバックアップ設計もセットで考えておくと、後々かなり安心感が違ってきます。

 

一眼レフはV30目安

公園のベンチで一眼レフカメラにV30対応SDカードを挿入する日本人男性と、横に並んだ色分けされたSDカードを描いたイラスト。動画撮影や連写に適したカード選びを象徴。

次は一眼レフやミラーレスカメラでの使い方です。写真撮影がメインの人と、動画も本格的にやりたい人では、必要とされるカードのスペックがかなり違ってきます。

ここを間違えると、「せっかくいいカメラを買ったのに、カードが足を引っ張っている」という残念な状態になりやすいです。

写真メインなら「容量」と「信頼性」を優先

静止画メインで、連写もそこまで多用しないなら、普及帯のEXCERIA〜EXCERIA G2クラスでも十分に対応できます。この場合、重要なのは容量と、信頼できる販売元から買うこと。特にRAW+JPEGで撮る人だと、1枚あたりの容量が大きくなりがちなので、128GB以上を基準にしておくと安心です。

動画もやるならV30/U3が分かりやすいライン

4K動画や、高ビットレートのフルHD動画を撮りたい場合は、V30やU3といったスピードクラス表記を目安にするのが分かりやすいです。

もちろん、具体的にどの程度の速度が必要かは、カメラの機種や撮影モードによって違うので、必ずカメラメーカーの推奨カード条件を確認してください。

キオクシアの中では、KIOXIA EXCERIA PLUS SD 128GBのような、V30/U3対応のモデルが「4Kも試したい」「アクションカムでも使いたい」といったニーズとの相性がいいゾーンになります。

容量は、動画をどれくらい撮るか次第ですが、入門であればまずは128GBからスタートして、足りなくなったらもう1枚足す、という運用もアリです。

 

ハイエンド機で連写多めならUHS-IIも検討

ここ数年のフルサイズミラーレスやハイエンド一眼の中には、UHS-IIスロットを持つ機種も多いです。このクラスのカメラで、スポーツや野鳥撮影など高頻度の連写を多用する場合、UHS-Iカードではバッファ詰まりが目立ってくるケースもあります。

その場合は、EXCERIA PLUSよりさらに上のEXCERIA PROや、UHS-II対応カードを検討したほうが気持ちよく撮れることもあります。

一眼・ミラーレス向けのざっくり指標

  • 静止画メイン:EXCERIA(旧)/ EXCERIA G2+128GB以上
  • 4K動画にも挑戦:EXCERIA PLUS SD(V30/U3表記)
  • ハイエンド機で連写多め:EXCERIA PROやUHS-IIカードも選択肢

一眼やミラーレスは、本体の性能が高いぶん、カード選びをしっかりしておくと気持ちよく使えます。

逆にカードをケチりすぎると、「バッファ詰まりで連写が止まる」「録画が強制停止する」などのストレスにつながりやすいので、ここはケチりすぎないほうがいいかなというのが正直なところです。

 

ドラレコは高耐久必須

自動車の運転席で緑色の高耐久microSDカードをドラレコに挿入している日本人男性を描いたイラスト。ドラレコ用に耐久性を重視したカード選びの重要性を表現。

ドラレコや監視カメラ用途は、これまでの話とは前提が少し変わります。というのも、ほぼ24時間・365日、ひたすら上書きし続けるという使い方だからです。これは、写真を撮ってはPCに移す、という使い方とはまったく別物の負荷がかかります。

 

「普通のSDカード」で代用しないほうがいい理由

一見すると、普通のSDカードでも録画できてしまうことがありますが、長期的に見ると、書き込みエラーや寿命の短さが問題になりやすいです。具体的には、

    • 肝心なときの映像がうまく保存できていなかった
    • ファイルが壊れて再生できなくなっていた
  • 気づいたらカードが認識されなくなっていた

などのトラブルが起きる可能性があります。もちろん、すべてがカードのせいとは限りませんが、ドラレコや監視カメラは「いざ」というときのためのものなので、ここでケチるのはおすすめしません。

 

High Endurance系を選ぶメリットと「累積録画時間」

ドラレコや監視カメラ向けに用意されているのが、High Endurance系のモデルです。キオクシアで言えば、KIOXIA EXCERIA High Endurance microSDEXCERIA HIGH ENDURANCE G2が該当します。

この種のカードは、常時録画や頻繁な上書きを想定した設計になっていて、一般的なカードよりも書き換え耐性が強化されています。

公式情報では、こうした高耐久カードの特徴として、「○GBでフルHDなら累積〇万時間、4Kなら累積〇千〜数万時間」といった形で累積録画時間の目安が示されています。

たとえば、256GBモデルでフルHD録画なら累積約40,000時間、512GBモデルで4K録画なら累積約17,000時間など、かなりタフな運用を前提にした数字が出ているモデルもあります(あくまで最大の目安であり、実際の使用状況によって変動します)。(出典:KIOXIA「EXCERIA HIGH ENDURANCE microSDメモリカード 製品情報」

一方、パッケージなどに書かれている「〇時間録画可能」という数字は、基本的に容量あたりの連続録画時間の目安です。

「4Kで約10時間29分」などの表記があっても、それは「一度に何時間録画できるか」を示すものであり、「そのカードの耐久性そのもの」を意味する数字ではない点に注意してください。

安全に関わる用途での注意

ドラレコや監視カメラは、事故やトラブルの証拠になる映像を扱うため、カードの選択ミスが安全面にも影響してきます。

機器メーカーが推奨するカードの条件(容量・スピードクラス・耐久性など)は必ず確認し、できるだけその条件に沿ったカードを選んでください。正確な推奨情報は各機器メーカーの公式サイトで確認し、判断に迷う場合は専門家に相談することをおすすめします。

ドラレコは、普段は存在を忘れがちな機器ですが、いざというときの安心材料です。ここだけは、「用途に合った高耐久モデルを選ぶ」ほうが結果的にコスパが良いと感じています。

 

耐久性で選ぶ高耐久

テーブルに並べられた色違いのSDカード(青・ピンク・緑)を比較し、1人が高耐久の緑カードを手に取っている様子。背景にはバックアップソフトが表示されたPCがあり、SDカードの耐久性とバックアップの重要性を示している。

最後に、もう少し広い意味での「耐久性」について整理しておきます。さきほど触れたドラレコ用途のような高耐久モデルと、普通の普段使いモデルとの違いも、この視点で見るとわかりやすいです。

「壊れないカード」は存在しない前提で考える

どれだけ高品質なカードでも、永遠に壊れないストレージはありません。SDカードは、書き込みを重ねることで少しずつ劣化していく性質を持っています。これは、キオクシアに限らず、どのメーカーでも共通の「フラッシュメモリの宿命」のようなものです。

だからこそ、耐久性を考えるときは、「どのくらい持つか」を気にするよりも、

  • どんな用途で、どの程度の頻度で書き込みをするのか
  • 突然のトラブルに備えて、どんなバックアップ体制をとるのか

という視点で考えたほうが現実的です。普段使いであれば、数年単位で問題なく使えることも多いですが、ドラレコのような常時録画用途では、定期的な交換を前提にするのが安全です。

 

普段使いと高耐久モデルの使い分け

普段使いのEXCERIA〜EXCERIA G2シリーズは、写真保存やデータ移動、ライトな動画撮影などに向いた“バランス型”です。

一方、EXCERIA HIGH ENDURANCEやEXCERIA HIGH ENDURANCE G2は、前述の通り、連続書き込みを想定した“タフな使い方向け”のモデルになっています。

使い分けのイメージ

  • 日常の写真や動画、Switchやスマホの拡張:EXCERIA / EXCERIA G2 / EXCERIA PLUS
  • ドラレコ・監視カメラ・長時間の常時録画:EXCERIA HIGH ENDURANCE / HIGH ENDURANCE G2

「耐久性が不安だから、全部高耐久モデルで揃えよう」という考え方ももちろんアリですが、価格とのバランスを考えると、普段使いと高耐久用途を分けて考えたほうが現実的かなと思います。

たとえば、旅行の写真用カードはコスパ重視で複数枚持っておき、ドラレコ用だけは高耐久モデルにする、といったイメージですね。

いずれにしても、どんなカードを選んでもバックアップは必須です。正確な耐久性の目安や推奨交換サイクルについては、メーカーや機器ごとに違うので、公式情報や専門家のアドバイスを参考にしつつ、あなたの使い方に合った運用ルールを決めておくのがおすすめです。

 

キオクシアのSDカードが安い理由を総括

ここまで、キオクシアsdカード安い理由から、用途別の選び方、偽物を避けるコツ、高耐久モデルの考え方まで、一気に見てきました。

ここで結論を安いのは「自社メモリ+市況+用途の絞り方」によって普段使い向けのコスパが目立ちやすくなっているからです。そして、カード選びで大事なのは、

  • 用途に合ったシリーズを選ぶ(普段使い・動画・ドラレコなど)
  • スピードクラス表記や保証をざっくり押さえる
  • 偽物や並行輸入を避けるために、販売元と価格に注意する
  • どんなカードでもバックアップ前提で使う

という4つのポイントです。

用途別のおすすめの落としどころ

  • 普段使い(写真・データ移動):KIOXIA EXCERIA G2 SDXC 256GB
  • 4K動画も少しやりたい:KIOXIA EXCERIA PLUS SD 128GB(V30/U3の目安)
  • Switch・スマホなどmicroSD用途:KIOXIA EXCERIA PLUS microSD 256GB
  • ドラレコ・監視カメラ:KIOXIA EXCERIA High Endurance microSD

少し情報量は多かったかもしれませんが、この記事を通して、「安いけど、本当に大丈夫なの?」というモヤモヤが、少しでもスッキリしていたら嬉しいです。

 

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