ワイヤレスイヤホンを探していると、2000円以下や5000円以下のモデルがズラッと出てきて、つい「これで十分じゃない?」って思うことありますよね。
一方で、ワイヤレスイヤホン安いのはダメという声も多くて、音質が悪い、Bluetoothが不安定、音飛びや遅延がひどい、通話マイクが使いものにならない、バッテリー劣化が早い…みたいな不安も出てきがちです。
私の結論はシンプルで、安いこと自体が悪いんじゃなくて、あなたの用途に必要な条件を満たしていないと失敗しやすい、という話です。
通勤の電車で使うのか、オンライン会議が多いのか、ゲームもやるのか。それで「削っちゃいけないポイント」が変わります。
※本記事では「ワイヤレスイヤホン」という検索意図に沿いつつ、用途によってはワイヤレスヘッドホンも現実的な選択肢として紹介しています。
この記事では、安いモデルでやらかしやすい理由を整理しつつ、価格帯別の現実ラインとサブ・メインそれぞれのおすすめまで、あなたが迷わない形に落とし込みます。
- 安いと失敗しやすいポイントの正体
- 2000円以下〜5000円以下の現実ライン
- サブ用とメイン用の最適解
- 有線接続という保険の使い方
ワイヤレスイヤホンは安いのはダメの理由

安いワイヤレスイヤホンが全部ダメ、という話ではありません。ただ、価格を下げるぶん「削られやすい場所」が決まっていて、そこがあなたの用途に刺さると一気に後悔しやすいんですよね。ここでは、買う前に確認しておくと失敗しにくいポイントを順番に整理します。
2000円以下が危ない点

2000円以下は、正直に言うと“ギャンブル化”しやすいゾーンです。もちろん「音が出ればOK」「失くしても痛くない」「たまにしか使わない」なら成立することもあります。
でも、通勤や作業で毎日使う前提だと、接続の不安定さ・遅延・マイク品質・バッテリーが一気に表に出やすいです。
よくある失敗パターン
- 駅や人混みで途切れる:Bluetoothが混雑環境に弱くてプツプツしがち
- 動画の口パクがズレる:遅延が目立ち、見ていて気持ち悪くなる
- 通話で詰む:相手に「声が遠い」「こもってる」と言われやすい
- 充電のクセが強い:満充電にならない、残量表示が信用できない
音質より「日常ストレス」が先に来る
安いと音質が悪い、って言われがちなんですが、私の感覚だと先に困るのは音質よりも“日常ストレス”です。
音が多少フラットじゃなくても慣れます。でも、接続が切れる・遅延がひどい・通話が成立しないみたいなやつは慣れません。結局、使うたびにイライラして、引き出しの奥に眠りがちです。
安全面は「気にしすぎ」くらいでちょうどいい
もうひとつ大事なのが安全面です。ワイヤレスイヤホンは小さいですが、基本はリチウムイオン電池が入っている製品なので、取り扱いを雑にすると事故リスクがゼロではありません。
特に安価帯は品質の見極めが難しくなるので、充電中の発熱・異臭・変形のような違和感を見逃さないのが大事です。
充電は布団の上や紙類の近くを避けて、目の届く場所で。地味ですが、ここを守るだけで安心感が全然違います。
公的機関でも、リチウムイオン電池使用製品の発火事故などへの注意喚起が出ています。もし不安が強いなら、一度目を通しておくと「何を気にすればいいか」が整理しやすいです。(出典:消費者庁「リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう」)
私の結論:2000円以下は“緊急用・割り切り用”ならアリ。ただ、メイン運用で快適さまで求めるなら、後の章の価格帯に上げた方が失敗しにくいですよ。
100均(ダイソー)Bluetooth製の落とし穴
Bluetooth製の落とし穴-788x450.webp)
ダイソーなど100均の1,100円〜1,650円帯イヤホン、安くても進化していますが、やはり機能は「最小限」になりやすいです。ここ、誤解しやすいポイントなんですが、安いのに音が出る=万能、ではないんですよね。
あなたの用途が「短時間の聞き流し」なら満足できる可能性はあります。でも、仕事や通勤の相棒にするなら、弱点がちゃんと出ます。
100均Bluetoothが向く使い方
- 短時間の動画視聴やラジオ的な聞き流し
- 失くしても痛くない“予備”としての運用
- 家の中での軽い作業BGM
落とし穴は「通話」と「環境変化」
ハマりやすいのは、オンライン会議や電話です。あなたは普通に話しているつもりでも、相手側には“こもって聞こえる”“周りの音に負ける”みたいなことが起きやすい。
これは地味にしんどいです。さらに外に出ると、駅や人混みで途切れたり、カバンに入れたら片耳だけ切れたり、環境変化でストレスが出ることもあります。
割り切るなら「目的」を1つに絞る
じゃあどうすればいいかというと、割り切るなら目的を1つに絞るのがコツです。たとえば「昼休みの動画だけ」「散歩の時だけ」みたいに用途が限定されるなら、満足度は上がります。
逆に、音楽・通話・遅延・装着感まで全部を求めると、どこかで不満が出やすいです。
私は“安いものほど用途を絞る”を意識しています。欲張ると、結局どこかで不満が出て、買い直しになりやすいんですよ。
ダイソー系の割り切り方をもう少し具体的に知りたいなら、この記事も参考になります。
ドンキ購入で注意する点

ドンキは「安い」「すぐ買える」「品数が多い」のが魅力で、イヤホン売り場も強いですよね。ただ、ドンキで失敗しやすい理由は値段じゃなくて情報の拾いにくさです。パッケージの表記がざっくりで、買う前に弱点が見えづらいことがあるんですよ。
私がドンキで見る順番
- 返品・交換:初期不良時の導線が明確か
- メーカー名と型番:あとで評判やFAQを追えるか
- 用途に必要な機能:通話重視か、遅延重視か、遮音重視か
- 充電端子:USB-Cだと運用がラク(ケーブルが増えない)
「型番が追えるか」で勝負が決まる
ドンキで買うなら、私は型番が追える商品を優先します。型番が分かればレビューの中身(接続・通話・遅延)を拾えますし、メーカーのサポート情報にも辿りつきやすい。
逆に、型番が曖昧で「ワイヤレスイヤホン」みたいな総称だけだと、情報が出にくくてリスクが上がります。ここ、地味だけど差がつくところです。
店頭で迷った時の最短ルート
もし店頭で迷ったら、「用途に必要な条件」をその場で3つだけ決めるのが最短です。たとえば通勤なら“途切れにくい”“外音取り込み”“装着安定”。
会議なら“マイク重視”“接続安定”“長時間でも耳が痛くない”。これが決まれば、候補が自然に絞れますよ。値札の安さより、あなたの使い方に合うかで決めた方が後悔しにくいです。
5000円以下の現実ライン

5000円以下は、完全に割り切れば実用になる製品が出てくる価格帯です。ただし、このゾーンでは「全部入り」を期待すると失敗しやすく、どこが制限されやすいかを理解したうえで選ぶことが前提になります。
この価格帯で妥協が必要になりやすい点
- ノイズキャンセリング:搭載されていても、低周波中心で効果は限定的な場合が多い
- 音の解像度:高価格帯と比べると、細かな音の分離や余韻表現は簡略化されやすい
- サポート・保証:問い合わせ窓口や交換対応が限定的なケースがある
これらは個体差というより、価格制約によって設計上優先度が下げられやすい要素と考えると分かりやすいです。
マルチポイントは「増えたが要確認」
マルチポイント(複数デバイス同時接続)は、この価格帯でも対応モデルが増えてきました。ただし、購入前の確認は必須です。
- 同時接続(マルチポイント)と、複数台のペアリング登録は仕様上まったく別
- メーカーや販売ページによって、機能名と実際の挙動が一致しないことがある
仕様表に「複数台接続」「マルチデバイス対応」と書かれていても、実際には同時接続ではなく手動切替のみというケースがあります。判断する際は、商品説明よりも公式仕様・FAQ・取扱説明書の記載を優先するのが安全です。
用語の整理
マルチペアリング(複数台登録)は、複数のデバイスとペアリング情報を記憶できる機能です。ただし、実際の接続や切り替えは手動で行う必要があります。多くのBluetooth機器で一般的に搭載されています。
マルチポイント(複数台同時接続)は、2台以上のデバイスに同時に接続し、音声入力を自動で切り替えられる機能です。PCで音楽を再生しながら、スマートフォンの着信に応答するといった使い方ができます。
5,000円以下で現実的におすすめ:OneOdio A70
この価格帯で安定性を重視するなら、OneOdio A70は現実的な選択肢です。完全ワイヤレスではなくオーバーイヤー型ですが、無線と有線の両対応という点で、トラブル時の回避ルートを確保できます。
| 項目 | 仕様上の特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 音声用途 | 動画視聴・通話・作業音声に対応 | 音楽鑑賞用途では表現力は価格相応 |
| 遅延 | 動画再生では大きなズレは出にくい | リアルタイム性が重要な用途では注意 |
| 接続方式 | Bluetooth+3.5mm有線対応 | 切替操作が必要(マルチポイントは挙動に差が出るため要確認) |
5000円以下では、音質や多機能性よりも「確実に使える状態を維持できるか」が重要です。有線に切り替えられる構成は、バッテリー切れや接続不安定時の回避策として有効に機能します。
この価格帯は「万能」を狙うのではなく、用途を限定したうえで失敗要因を減らす選び方が、結果的に満足度を高めやすいです。
コスパ最強の見極め方

コスパ最強って言葉、便利なんですが、私はそのまま信じるのは危険だと思っています。なぜなら、コスパはあなたの用途で変わるからです。
通勤で使う人、会議が多い人、ゲームもやる人、それぞれ“最強”がズレます。だから私は「何が得した気分になるか」を、用途に沿って分解して考えています。
私のコスパ判定はこの順番
- 接続が安定するか(駅・電車・人混みでどうか)
- 通話が成立するか(相手に聞き取りやすい声で届くか)
- 遅延が許容か(動画・ゲームでストレスがないか)
- バッテリーとサポート(長く使える導線があるか)
遅延は「規格」よりも「対応の噛み合い」
遅延って、イヤホン側だけの問題に見えるんですが、実際はスマホやPC側の対応も絡みます。
2025年現在、LE AudioやLC3といった次世代規格も広まりつつありますが、スマホ側の対応や設定が必要な「環境が揃う人向け」の面もあります。
だから、広告の言葉だけで決めるより、あなたの端末とそのイヤホンが同じ条件で使えるかを確認したほうが失敗しにくいです。
LC3はBluetoothの公式団体が技術概要を公開していて、「何が変わるのか」を把握するのに役立ちます。気になるなら一度見ておくと安心です。(出典:Bluetooth SIG「A technical overview of LC3」)
「途切れ」は設定で改善することもある
ちなみに、途切れやすさはイヤホンの性能だけじゃなくて、端末側の省電力設定や同時接続の状況でも変わります。「買い替え前にまず試す」ができると、ムダな出費が減りますよ。切り分けの具体例は、私のサイト内でもまとめています。
【ワイヤレスイヤホン】安いのはダメ?失敗しない選択

ここからは「じゃあ結局どれを選べばいいの?」に答えます。コツは、あなたが求めているのがサブ用なのか、メイン級なのかを先に決めること。目的がハッキリすると、価格帯の最適解が見えます。
おすすめの安い日本製の考え方

安い日本製を探す人は多いんですが、ここはちょっと落とし穴があります。というのもオーディオ製品ってブランドが日本でも生産は海外が普通にあります。だから「日本製=絶対安心」とは言い切れません。
私が重視するのは“国内サポートの強さ”
私がこのキーワードで伝えたいのは、日本製かどうかよりも、国内で安心して使える導線があるかを見てほしいってことです。保証規定が日本語で明確、交換や修理の窓口が分かりやすい、型番情報が整理されている。ここが強いと、安くても失敗しにくいです。
安いときほど「返品・保証」が効く
安いモデルほど、初期不良や相性問題が出たときのダメージが大きいです。だから私は、値段以上に返品・保証の分かりやすさを見ます。あなたも買う前に「困った時どうなるか」まで確認しておくのが安心ですよ。
“最安値”を追うより、トラブル時の逃げ道(返品・交換・国内窓口)を優先すると、結果的にコスパが良くなることが多いです。
有線接続は保険になる

ワイヤレスイヤホン安いのはダメ問題で、私が一番“保険として効く”と思ってるのがこれです。有線接続ができるかどうか。
ワイヤレスの困りごとの多くが「電池」「接続」「相性」なので、ここに有線という逃げ道があるだけで詰みにくくなります。
有線があると助かる場面
- バッテリー切れでも続行できる
- 電波が混む場所でも途切れにくい
- 遅延が気になる用途で安定する
注意:最近のスマホは端子がないモデルが多い
最近のスマホは3.5mm端子がないモデルが多いため、USB-C(iPhoneはモデルによりLightning/USB-C)の変換アダプタをセットで考えておくのが現実的です。
端末やアダプタの仕様で挙動が変わることもあるので、購入前に機器の仕様とメーカー案内をご確認ください。
有線の現実ラインや、どこまで意味があるかをもう少し深掘りしたいなら、この記事もどうぞ。
安いけど実用十分(サブにおすすめ)

「安いけど失敗しにくい」で私が紹介しやすいのが、Anker Soundcore Q20i(※旧モデルLife Q20の後継)です。
ワイヤレス“イヤホン”というよりオーバーイヤーのヘッドホンですが、サブ用途での満足度が高いんですよね。理由は、安いモデルで困りやすい“詰みポイント”を避けやすいからです。
Q20iがサブ用途に強い理由
- 有線(3.5mm)+無線(Bluetooth)両対応で逃げ道がある
- アプリ対応で、音の傾向を自分に寄せやすい
- 価格帯の割に装着感が安定しやすく、作業に向く
- サブ機として“置きっぱなし”運用もしやすい
マルチポイントは「対応でもクセがある」
ここも誤解が出やすいので、ラフに言うと「対応してても、運用のクセは見ておいたほうがいい」です。マルチポイントは便利ですが、機種によって挙動や切り替えの感覚が違います。
Q20iも「2台同時接続はできるが、同時に再生できるのはどちらか片方」という前提があるので、使い方のイメージを合わせておくと安心です。
あなたが「常に2台を行ったり来たり」するなら、買う前に仕様表や公式FAQで動作の前提を確認しておくと安心です。
メインが壊れた時の保険として“すぐ使える安心”があるのが、Q20iの強みだと思います。安いのに実用十分、っていう一番おいしいところを取りにいけますよ。
2万円台でおすすめのワイヤレスイヤホンは?

2万円台は、正直いちばんバランスが取りやすいゾーンです。「安いけど不安」「高すぎるのは無理」の間で、ちゃんと使えるものが増えます。
ここで“メインが壊れても詰まない構成”を最優先するなら、私はShure AONIC 215 TW2を推します。
強みは「分離式=壊れても続行できる」
ポイントは、イヤホン本体(MMCXという規格の端子)と無線アダプタ(TW2)が分離式なところです。無線側が不調でもケーブルに付け替えて有線で続行できます。
完全ワイヤレス(左右独立)と違って「無線が死んだら終わり」になりにくいのが強みです。ここ、地味なんですが、仕事や移動で使う人ほど効いてきます。
マルチポイントは“非対応”なので誤解注意
ここは最重要の注意点です。AONIC 215 TW2は、複数デバイスのペアリング登録は可能(例:スマホ/タブレット/PC)ですが、マルチポイント(同時接続・自動切替)には非対応です。
つまり「複数台を記憶できる=同時接続できる」ではありません。ここを混同すると期待とズレます。
Shureの公式FAQでも「Multipoint pairing is not supported」と明記されているので、購入前にイメージを合わせておくのが安心です。(出典:Shure Service「AONIC 215 2nd Generation / TW2 FAQ」)
向いている人・向かない人
向いている人
- サブにもメインにもなる“確実さ”が欲しい
- バッテリー切れでも有線に逃げたい
- 派手さより、長時間で疲れにくい方向が好き
向かないかも:ノイズキャンセリングの快適さを最優先する人、同時接続(マルチポイント)を必須にしたい人は、別路線のほうが満足しやすいです。
高品質・メイン級(長く使える)
-788x450.webp)
メイン級で「後悔しにくい」を狙うなら、私はSony WH-1000XM5が最有力だと思っています。価格は高いですが、毎日使う人ほど差が出るんですよね。ポイントは、音質だけじゃなくて“生活のストレスを潰す力”が強いところです。
全部入りの強さは「毎日の手間が減る」
メイン運用だと、地味に効いてくるのが切り替えのラクさと安定感です。スマホとPCを行き来する人ほど、マルチポイントがあると体感が変わります。
いちいち繋ぎ直すストレスが減るだけで、使う頻度が上がる。こういう“生活の微差”が、最終的な満足度に直結します。
WH-1000XM5の良さと注意点
- 有線+無線両対応で運用が柔軟
- マルチポイント対応で切り替えがラク
- ノイズキャンセリングが強く、移動が快適
- 装着感・通話品質も含めて総合点が高い
価格は高めです。ただ、毎日使う前提なら「買い直しが減る」こともあります。価格や仕様は時期で変わるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
ワイヤレスイヤホンは安いのはダメの真実を総括
結論として、ワイヤレスイヤホン安いのはダメと一括りにするのはもったいないです。ただし、安いほど“できないこと”が増えやすいのも事実。
だから正解は、用途に合わせて線引きすることだと思います。ここ、遠回りに見えて一番早いです。
価格帯別の現実ライン(目安)
| 価格帯 | おすすめ | 向く人 | 割り切りポイント |
|---|---|---|---|
| 〜5,000円 | OneOdio A70 | 保険用・最低限でOK | 全部盛りは期待しない |
| 〜7,000円 | Anker Soundcore Q20i | 安いけど実用十分が欲しい | 運用のクセは確認 |
| 2万円台 | Shure AONIC 215 TW2 | サブにもメインにもなる確実さ重視 | 同時接続(マルチポイント)は不可 |
| 4万円台〜 | Sony WH-1000XM5 | 全部入りで長く使いたい | 価格は高め |
失敗の原因は「音質」よりも5つ
私が見てきた失敗の原因は、音質そのものよりも接続・遅延・通話・バッテリー・サポートに集中します。ここを外すと、毎日のストレスになります。逆に言えば、ここを押さえれば安くても満足しやすいです。
迷ったらこの一言:サブなら「詰まない構成」を優先。メインなら「毎日ストレスが減る」方を選ぶ。これで大体うまくいきますよ。

